USAがU19代表候補27名を公表。今回の注目プレーヤーは?

7月にラトビアで開催予定の2021FIBAU19バスケットボールワールドカップ(U19ワールドカップ)。 過去7回の優勝を誇るチームUSAが、代表候補メンバー27名を公表した。

前回大会では、ケイド・カニングハム、ジェイレン・サッグス、ジェイレン・グリーン等、その年に高校最上級生となるプレーヤーも代表に選出されたが、今大会の代表候補でには今年高校最上級生となるプレーヤーは選出されなかった。

前大会に続いて2連覇を目指すチームUSAのヘッドコーチは、TCUのヘッドコーチであるジェイミー・ディクソンが務める。



チームUSA:U19代表候補

氏名ポジション所属
デビン・アスキューテキサス大
パトリック・ボールドウィンJrF※ミルウォーキー大
ケンダル・ブラウン※ベイラー大
ケネディ―・チャンドラー※テネシー大
ジョナサン・デイビスGウィスコンシン大
デレック・ファウンテンFミシシッピ州立大
ケイレブ・ファーストF※パデュー大
ジョーダン・ホールテキサスA&M大
チャット・ホルムグレン※ゴンザガ大
ハリソン・イングラム※スタンフォード大
ジェイデン・アイビーパデュー大
ディション・ジャクソンCワシントン州立大
ミーチー・ジョンソンJrGオハイオ州立大
ライアン・カルクブレンナーCクレイトン大
トレイ・カウフマンF※パデュー大
ゼッド・キーオハイオ州立大
ケネス・ロフトンJrFルイジアナ工科大
ラングストン・ラブG※ベイラー大
マイク・マイルズGTCU
アダム・ミラーGLSU
トレイ・パターソンビラノバ大
ハンター・サリス※ゴンザガ大
デイボン・スミスジョージア工科大
デイレン・テリーアリゾナ大
ジャバリ・ウォーカーコロラド大
ペイトン・ワトソン※UCLA
ジェイリン・ウィリアムスアーカンソー大
※所属に※が付いているのは今年大学に進学するプレーヤー

注目のプレーヤーは?

主力となるのは、既にカレッジで1シーズンを経験しているプレーヤーと予想される。

パデュー大のジェイデン・アイビー、LSUのアダム・ミラー(昨季はイリノイ大でプレー)、テキサス大のデビン・アスキュー(昨季はケンタッキー大でプレー)等、特にバックコートには実力が揃う。高校No1ガードと評されたケネディ・チャンドラー、ゴンザガ大に進むコンボガードのハンター・サリスが厚みとスターパワーを加えるだろう。

前大会でフロアリーダーとしてチームUSAを大会制覇に牽引したタイリース・ハリバートンは、昨年のドラフトで指名を受け、NBAでも新人王争いに絡む活躍をしている。来年のドラフト候補予習という観点でも、今大会のメンバーは要チェック。

代表候補27名の中で、最もネームバリューが高いのが、ゴンザガ大に進学するチャット・ホルムグレンだろう。アウトサイドシュートとハンドリングに優れ、ハンドラーまでこなす7フッターのホルムグレンは、来年のドラフト上位候補に名前が上がる逸材だ。

高校バスケ界のユニコーンとして知られるホルムグレンは、世代トップレベルのプレーヤーと対峙し、どんなプレーを見せてくれるだろうか?

※ゴンザガ大に進学するホルムグレン

私的な推しで言えば、ミルウォーキー大に進学するパトリック・ボールドウィンJrも気になっている。父がヘッド―コーチを務めるミルウォーキー大への進学を決めたボールドウィンは、抜群の安定感を誇る大型シューター。

オールラウンドなスキルとそのサイズから、シューターとしては近年でも1番のスケールを感じさせるプレーヤーだ。

※ミルウォーキー大に進学するボールドウィン

代表候補に選出された27名で6月20日から22日にかけて代表候補合宿を行い、U19代表の12名が選出される。

U19ワールドカップは7月3日に開幕予定で、チームUSAは予選ラウンドでトルコ、マリ、オーストラリアと対戦する。

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