USAがU19代表候補27名を公表。今回の注目プレーヤーは?
7月にラトビアで開催予定の2021FIBAU19バスケットボールワールドカップ(U19ワールドカップ)。
過去7回の優勝を誇るチームUSAが、代表候補メンバー27名を公表した。
※所属に※が付いているのは今年大学に進学するプレーヤー
前回大会では、ケイド・カニングハム、ジェイレン・サッグス、ジェイレン・グリーン等、その年に高校最上級生となるプレーヤーも代表に選出されたが、今大会の代表候補でには今年高校最上級生となるプレーヤーは選出されなかった。
前大会に続いて2連覇を目指すチームUSAのヘッドコーチは、TCUのヘッドコーチであるジェイミー・ディクソンが務める。
Training Camp takes place June 20-22 at TCU in Fort Worth.
— USABJNT (@usabjnt) June 3, 2021
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チームUSA:U19代表候補
注目のプレーヤーは?
主力となるのは、既にカレッジで1シーズンを経験しているプレーヤーと予想される。
パデュー大のジェイデン・アイビー、LSUのアダム・ミラー(昨季はイリノイ大でプレー)、テキサス大のデビン・アスキュー(昨季はケンタッキー大でプレー)等、特にバックコートには実力が揃う。高校No1ガードと評されたケネディ・チャンドラー、ゴンザガ大に進むコンボガードのハンター・サリスが厚みとスターパワーを加えるだろう。
前大会でフロアリーダーとしてチームUSAを大会制覇に牽引したタイリース・ハリバートンは、昨年のドラフトで指名を受け、NBAでも新人王争いに絡む活躍をしている。来年のドラフト候補予習という観点でも、今大会のメンバーは要チェック。
代表候補27名の中で、最もネームバリューが高いのが、ゴンザガ大に進学するチャット・ホルムグレンだろう。アウトサイドシュートとハンドリングに優れ、ハンドラーまでこなす7フッターのホルムグレンは、来年のドラフト上位候補に名前が上がる逸材だ。
高校バスケ界のユニコーンとして知られるホルムグレンは、世代トップレベルのプレーヤーと対峙し、どんなプレーを見せてくれるだろうか?
※ゴンザガ大に進学するホルムグレン
私的な推しで言えば、ミルウォーキー大に進学するパトリック・ボールドウィンJrも気になっている。父がヘッド―コーチを務めるミルウォーキー大への進学を決めたボールドウィンは、抜群の安定感を誇る大型シューター。
オールラウンドなスキルとそのサイズから、シューターとしては近年でも1番のスケールを感じさせるプレーヤーだ。
※ミルウォーキー大に進学するボールドウィン
代表候補に選出された27名で6月20日から22日にかけて代表候補合宿を行い、U19代表の12名が選出される。
U19ワールドカップは7月3日に開幕予定で、チームUSAは予選ラウンドでトルコ、マリ、オーストラリアと対戦する。
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