2021-22シーズン注目の2世プレーヤー【カレッジ編】

元NBAプレーヤーを父に持つ、いわゆる"2世プレーヤー"の活躍が顕著な昨今。昨年のドラフトでもグレッグ・アンソニーを父に持つコール・アンソニーや、ケニオン・マーティンを父に持つKJ・マーティン等が指名されている。


今回は来季のカレッジバスケで活躍が期待される、注目の2世プレーヤーのまとめを。



AJ・グリフィン

父:エイドリアン・グリフィン
大学:デューク大
学年:フレッシュマン
ポジション:SF
登録身長:6フィート7インチ(200.7cm)
出身:アーキビショップステピナツハイスクール(ニューヨーク州)

ハイライト


元NBAプレーヤーで、現在はトロントラプターズのアシスタントコーチを務めるエイドリアン・グリフィンを父に持つ、AJ・グリフィン。 ESPNによる高校生プレーヤーランキングでは、同学年の27位にランクされ、マクドナルドオールアメリカンにも選出されている。

2019年にはU16のUSA代表に選出され、平均13.5得点3.3スティールの活躍でチームの大会制覇に貢献した。

進学先はカレッジ屈指の名門校で、NBA候補生が集まるデューク大。

爆発的な跳躍力を売りにしているグリフィンは、チームの体力測定での垂直跳び(助走有)で40インチ(101.6cm)以上を記録し、既にその驚異的な運動能力をアピールしている。

高校時代の故障により、長く第一線から退いていた為、試合勘を取り戻すのに時間を要する可能性もあるが、デューク大でも多くのハイライトを残してくれる事だろう。

ジャブリ・アブドゥル-ラヒム

父:シャリーフ・アブドゥル-ラヒム
大学:ジョージア大
学年:ソフォモア
ポジション:SF
登録身長:6フィート7インチ(200.7cm)
出身:ブレアアカデミー(ニュージャージー州)

ハイライト


元NBAのオールスターで、現在はNBA Gリーグのプレジデントを務めるシャリーフ・アブドゥル-ラヒムを父に持つジャブリ・アブドゥル-ラヒム。

アウトサイドシュートを得意とするスコアラーで、高校時代にはジョーダンブランドクラシックのメンバーにも選出された。

高校卒業後は強豪のバージニア大に進学したが、高校時代の怪我の影響か、システマチックなバージニア大のスタイルに時間を要した為か、出場時間に恵まれず。シーズン終了後にはバージニア大を去る事を決意し、ジョージア大への転校を明らかにした。

ジョージア大のヘッドコーチは、同校でアンソニー・エドワーズを指導し、過去にはドウェイン・ウェイドやビクター・オラディポも育てたトム・クリーン。

スターウイングを輩出してきたクリーンの指導の下、カレッジ2年目でブレークする事が出来るだろうか?

ライアン・ムトンボ

父:ディケンベ・ムトンボ
大学:ジョージタウン大
学年:フレッシュマン
ポジション:C
登録身長:6フィート11インチ(210.8cm)
出身:ラベットスクール(ジョージア州)

ハイライト


NBA Defensive Player of the Yearを4度も受賞した伝説的な守護神、ディケンベ・ムトンボを父に持つライアン・ムトンボ。ESPNランキングではランク外だが、4つ星の評価を受ける。

彼が進学先に選んだのは、父の出身校であるジョージタウン大。しかも、ジョージタウン大の現ヘッドコーチは、同行出身のレジェンド、パトリック・ユーイングとあって、オールドファンはムトンボへの期待を寄せずにはいられないだろう。

ライアンは即戦力ではないが、7フッター近い身長は魅力。カレッジで研鑽を積み、父の様にディフェンシブプレーヤーとして大成する事が出来るだろうか?

コメント