ナイジェリア出身の守護神、チャールズ・バッシ―はココがスゴイ!

ナイジェリア出身のビッグマン、ウェスタンケンタッキー大のチャールズ・バッシ―。

路上でフライドチキンを売っている所をスカウトされ、バスケットボールを始めたというエピソードは有名な話。その後アメリカに渡ったバッシ―は、類まれなバスケットボールの才能を示していく事になる。

高校時代から世代を代表するビッグマンとして、その名を全米中に轟かせていたバッシ―は、高校卒業を1年早め、ウェスタンケンタッキー大に進学。カレッジでの3年間を経てカレッジを代表するビッグマンに成長し、NBA入りの道を選んだ。




プロフィール:チャールズ・バッシ―

所属:ウェスタンケンタッキー大
ポジション:C/PF
生年月日:2000年10月28日
出身:アスパイアアカデミー(ケンタッキー州)
主な受賞歴:Third-team All-American – USBWA (2021)/Conference USA Player of the Year (2021)

スタッツ

GPMINFG%3P%FT%REBASTBLKSTLPFTOPTS
2830.459.030.575.911.60.73.10.42.42.217.6

身体測定結果

名前裸足身長(cm)靴込身長(cm)体重(kg)体脂肪率(%)ウイングスパン
(cm)
スタンディング
リーチ(cm)
裸足身長-
ウイングスパン比
靴込身長-スタンディングリーチ比備考
チャールズ・バッシ―205.11208.28108.418.50222.25278.13108.36%133.54%2019年ドラフトコンバインでの数値

ハイライト


カレッジ屈指の正統派守護神

ウェスタンケンタッキー大のビッグマン、チャールズ・バッシ―。

ウイングスパン222.25cm、スタンディングリーチ278.13cmの恵まれたサイズを持つバッシ―は、カレッジ最初のシーズンから平均14.6得点10.0リバウンド2.4ブロックの平均ダブルダブルを記録。カンファレンスの最優秀新人賞と最優秀ディフェンス選手賞を受賞する活躍を見せた。

2年目のシーズンは故障で出場試合数が限られたが、3年目の昨季は、NCAAディビジョン1全体で4位となる平均3.1ブロック、同5位となる平均11.6ブロックを記録し、カレッジ屈指守護神に成長した。

恵まれたサイズと高い機動力、鍛え抜かれた屈強なフィジカルを備え、ディフェンシブプレーヤーとしてのポテンシャルは高い。カレッジでのキャリアを通じて着実な成長を見せた、という実績もプラスだろう。

シューティングにも非凡なセンスを

現代的なオールラウンド系のビッグマンではないバッシ―だが、カレッジの3シーズン全てでFT成功率は75%以上で、シューティングにも非凡なセンスを見せる。

3PT成功率は30.5%とシューティング系ビッグマンと呼べるレベルにはないが、1シーズン目に1試合平均0.6本だった試投数も、3シーズン目には2.1本まで伸ばし、着実な成長を見せている。

カレッジへの進学を1年早めたバッシーは、ドラフト時点でも20歳と、学年の割には年齢が若く、この先の可能性も期待出来る。

オールラウンド系ではないと書いたが、カレッジで3年を過ごしただけあり、パッシングやハンドリングのスキルもone and doneの素材型ビッグマンと比較すると格段に良く、チームオフェンスの妨げになる事もない。

ディフェンス力と将来性が魅力

カレッジ屈指のディフェンス力と、オフェンスでのシューティングタッチが魅力のビッグマン、チャールズ・バッシ―。

即戦力とは言えないまでも、数年後にはロールプレーヤーとして戦力として計算が出来そうだ。

高校時代から注目して来たプレーヤーだけに、NBAでも成功を期待したい1人。1巡目下位から2巡目上位辺りでの指名が予想される。

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