僕の推しメン:class of 2022

さてさて、今年も間もなく10月。もうすぐバスケのシーズンが開幕する。

という訳で、今回は今季の高校最上級生、class of 2022の推しメン5人を。

class of 2022は学年TOP2だったイマニ・ベイツとジェイレン・ドゥーレンがclass of 2021に学年変更をしたけれど、実力派揃いで中々華やか。

推しメンを絞るのが結構難しい学年でもある。

アマリ・ベイリー

所属:シエラキャニオンスクール(カリフォルニア州)
ポジション:SG/PG
生年月日:2004年2月17日
登録身長:6フィート4インチ(193cm)
進路:UCLA
主な受賞歴:California Mr. Basketball (2021)

ハイライト


セレブ校シエラキャニオンの絶対的エース

ケニヨン・マーティンJrや、スコッティ・ピッペンJrを始め、近年多くのNBA2世プレーヤーが在籍して来たカリフォルニアのセレブ校、シエラキャニオンスクール。

そこで絶対的エースに君臨するのがアマリ・ベイリーだ。

ソフォモアだった2019-2020シーズンは、上級生にザイアー・ウィリアムス等、世代トップレベルのプレーヤーが充実し、ベイリーは堅実なロールプレーヤーとして貢献。

2020-2021シーズンからは、チームの顔として圧倒的なプレーを見せている。

抜群のクイックネスと屈強なフィジカルから繰り出されるドライブは高校レベルではアンストッパブル。

飛空姿勢が美しく、滞空時間の長いランニングプレーはジェイレン・サッグスに似ているかな。

無謀でセルフィッシュなプレーヤーではないが、プレーの端々から"地元じゃ負け知らず"感が漂う所も高校生らしくて良い感じ。

大人な余裕を感じさせるのではなく、"俺って凄いだろ"ド派手なプレーと見せつけてくる。

今季は彼にとっても高校ラストイヤーで、エナジー溢れるベイリーのプレーを楽しみたい。

キヨンテ・ジョージ

所属:IMGアカデミー(フロリダ州)
ポジション:SG/PG
登録身長:6フィート3インチ(190.5cm)
進路:ベイラー大

ハイライト


学年屈指の"センス"の子

ベイラー大にコミットしているコンボガードのキヨンテ・ジョージ。

今季からは全米屈指の強豪校IMGアカデミーに転入し、全米王者を狙う。

ディアンジェロ・ラッセルを思わせるスムースなプレーヤーだが、それでいて身体能力の高さや、タフショットをねじ込むセンスもあり、決してひ弱なプレーヤーではない。

僕が彼に惹かれたのは、ステップやフィニッシュに他には無い一捻りがあり、溢れ出るセンスとセクシーさを感じさせるからだろう。

IMGアカデミーで未来のNBA候補生であるチームメイトに囲まれてプレーする中、ジョージのプレーが更に研ぎ澄まされていくのではないかと期待している。

進学先は昨季のNCAA王者、ベイラー大。ベイラー大の緑のジャージーが、とってもシックリ来ているし、きっとカレッジでも活躍してくれるだろう。

ダリク・ホワイトヘッド

所属:モントバードアカデミー(フロリダ州)
ポジション:SF/SG
生年月日:2004年8月1日
登録身長:6フィート6インチ(198.1cm)
進路:デューク大

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NBA予備校が生んだ新たなオールラウンダー

高校バスケ屈指の強豪、モントバードアカデミー。

近年多くの出身者をNBAに輩出する、"NBA予備校"とも呼べるチームだ。

今年のドラフトでも4人の卒業生が1巡目指名を受けたモントバードアカデミーで、今年エースを務めるのがウイングのダリク・ホワイトヘッド。

下級生時は爆発的な身体能力を武器に、野獣的なプレーで起爆剤として活躍したが、オールラウンダーの育成に定評のあるチームで、学年が上がるに連れ、順調にプレーの幅と精度を向上させてきた。

今では、3PTも安定し、オフェンスではどこからでも点の取れる信頼の置けるスコアラーに、ディフェンスでは屈強なフィジカルで複数ポジションをカバーするチームのベストディフェンシブプレーヤーに成長した。

今季もNBA候補生だらけのモントバードアカデミーで、オールラウンドで安心感のあるプレーを見せてくれるだろう。

進学先のデューク大は、今季で長きにわたったコーチK時代に終焉を迎える。ホワイトヘッドは新生デューク大の中心として、活躍するはずだ。

ジェット・ハワード

所属:IMGアカデミー(フロリダ州)
ポジション:SF/SG
登録身長:6フィート7インチ(200.7cm)
進路:未定

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痒い所に手が届く気の利く2世プレーヤー

元NBAオールスタープレーヤーで、現在は母校ミシガン大でヘッドコーチを務めるジュワン・ハワード。その息子であるジェット・ハワードがIMGアカデミーで活躍中。

インサイドプレーヤーだった父に対し、ジェットはオールラウンド系のウイング。

アウトサイドシュート良し、ハンドリング良し、パスセンス良しで、ディフェンスまで出来てしまう万能プレーヤー。

ウイングとしてはサイズも合って、プレーにはどことない品の良さとセンスの良さが。どこに行っても重宝される事、間違いなしだ。

進学先はまだ未定だけれど、彼の兄のジェイス・ハワードもミシガン大でプレーしているし、ミシガン大に進むことに疑いの余地はないんじゃないかなぁ。

複数ポジションをこなす流行りのタイプで、数年後には父に続いてNBA入りを果たしていてほしいなと思う子。

ザイオン・クルーズ

所属:パトリックスクール(ニュージャージー州)
ポジション:SG/PG
登録身長:6フィート4インチ(193cm)
進路:未定

ハイライト


タフで質実剛健なコンボガード

下級生の頃から気になっていたコンボガード、ザイオン・クルーズ。

東海岸のガードらしく、プレーは華やかで創造性もあるのだけれど、その中にタフというかどこか質実剛健な感じがあってそこが良い。

後は単純にプレー含め、雰囲気が好みだし、プレーが絵になる子。

現在はESPNランキングで56位とランキングでの評価は下級生の頃と比較し落ちているけれど、実力のある子なので、きっとカレッジでも活躍すると信じている。

進路は未定だけれど、多数の強豪カレッジからオファーを受けている模様。

クルーズと同じく、ニュージャージー出身のジャボン・クイナリーが活躍しているアラバマ大なんてクルーズに合いそうだ。

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