ケンタッキー大がエキシビジョン初戦に難なく勝利

カレッジバスケ界屈指の強豪校、ケンタッキー大(UK)。

近年、多くのプレーヤーをNBAに輩出し、今季もNBA候補生を多数擁するUKがシーズン開幕前にエキシビジョンを実施。

NCAAディビジョン2のケンタッキーウェスリアン大と対戦。

危なげないゲームを展開し、95-72で勝利。シーズン開幕に向けて弾みを付けた。


キーオン・ブルックスがチームを牽引


今季のエキシビジョン初戦で、UKのスターティングラインナップは

  • シャビール・ウィーラー
  • タイタイ・ワシントン
  • ケラン・グレイディ
  • キーオン・ブルックス
  • オスカー・シブエ

の5人。

フレッシュマンはワシントンのみと、UKにしては珍しく上級生が並ぶラインナップだが、昨季からUKに在籍していたプレーヤーはジュニアのブルックスのみ。

ブルックスは成熟度に欠けるチームを試合開始から牽引。

ダイナミックなプレーと高精度のスリーポイントでチームハイタイの18得点を叩き出し、UKをリードした。

フレッシュマンのワシントンもブルックスに並ぶ18得点を記録。

スリーポイントは3/3で成功率100%。

チームオフェンスの中の流れの中で正確無比なシュートを決める姿は、さながら必殺仕事人の様だった。

インサイドにはシブエがエナジー溢れるプレーで君臨。11得点10リバウンドを奪い、難なくダブルダブルを達成した。

10リバウンドの内5リバウンドはオフェンスリバウンドで、パワーと機動力に優れるシブエのプレーには数字以上のインパクトがあった。

また、この試合では5人が2桁得点を記録し、今季のUKは例年以上に戦力として計算出来るプレーヤーが多い。

シーズン中は各プレーヤーの調子や対戦相手のメンバー構成次第で、ラインナップは柔軟に変更されるだろう。

UKはもう1試合エキシビジョンを実施した後に、シーズン開幕戦でデューク大と対戦。カレッジ屈指のタレント層を誇るチーム同士の対戦は、両校だけでなく、今季のカレッジバスケの行方を占う1戦となりそうだ。

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