ブロニー・ジェームズ19得点の活躍で父の母校に勝利

レブロン・ジェームズの長男、ブロニー・ジェームズ擁するシエラキャニオンスクールがステイプルズセンターでレブロンの母校、セントビンセントメリーハイスクールと対戦。

同カードの対戦は2年前にも組まれ、その試合ではブロニーがMVPを受賞する活躍を見せ、シエラキャニオンが勝利を収めた。

今回の対戦では、ハイメジャークラスのタレントを揃えるシエラキャニオンとセントビンセントメリーに地力の差があり、シエラキャニオンがエースのアマリ・ベイリーを欠きながらも71-53で快勝。

ブロニーは今回の対戦でもゲームハイの19得点を叩き出す活躍を見せ、勝利に貢献。シエラキャニオンでは、キジャニ・ライト、ラメロ・ロイドJr、シャイ・オドムの3人が揃って15得点を記録した。


ブロニー・ジェームズがゲームハイの19得点


シエラキャニオンスクールのジュニア(日本の高2相当)、ブロニー・ジェームズ。

シエラキャニオン対セントビンセントメリーの対戦カードは2019年にも組まれ、ブロニーはその試合で15得点の活躍でチームを勝利に導きMVPを受賞した。

今回の試合でも、ブロニーはNBAレンジからのキャッチ&シュート、ピックからのプルアップジャンパーと磨きの掛かったシューティングを披露し、ゲームハイの19得点を叩き出し、チームのエースであるアマリ・ベイリーを故障で欠く中、シエラキャニオンのオフェンスを牽引した。

ディフェンスでは読みの良さからチャージングを引き出し、自身の持ち味であるシューティングとディフェンスをESPNで全米放送をされた大舞台でも遺憾なく発揮した。

ブロニーのNBA入りの可能性は?

父であるレブロンとのNBAでの親子共演も期待されるブロニー。

実際の所、ブロニーのNBA入りの可能性はどんなものなのだろうか?

ブロニーは2023年に高校を卒業予定のclass of 2023で、ESPNランキングでは学年49位にランクイン。現行のドラフトルールでは2024年からアーリーエントリーが可能となる。

過去3年間にドラフト指名を受けたプレーヤーを見ると、ドラフトの前年に高校を卒業し、指名を受けたのは

2019年:15名
2020年:20名
2021年:21名

の計56名(僕の集計が合っていれば)。
※2020年にドラフトを指名を受けたKJ・マーティン(class of 2020)もカウントしてます。

その内、ESPNランキングで1-10位にランクされていたプレーヤーが25人(全体の約44.6%)。

11位-20位が11人(約19.6%)。21位-30位が6人(約10.7%)。31位-50位が8人(約14.3%)。51位以降が6人(約10.7%)

高校卒業の翌年にドラフト指名を受けたプレーヤーの大半は、高校時代にESPNランキングで20位以内に入っており、ブロニーが高校卒業までにESPNランキングで20位以内まで評価を上げていれば、one and doneでドラフト指名を受ける可能性は高いと言えるだろう。

何れにしろ、過去3年のドラフトでは、前年のESPNランキングで51位以降だったプレーヤーが各年1人以上ドラフト指名を受けており、現状49位のブロニーが現在の位置をキープ出来れば、2024年のドラフトで指名を受ける可能性は0では無い。

まだ高校生のブロニーは、身体的に成長する可能性もあり、これからのブロニーの更なる成長に期待したい。

コメント