パトリック・ボールドウィンJrの活躍でミルウォーキー大がシーズン2勝目を挙げる
今季イチオシのフレッシュマン、ミルウォーキー大のパトリック・ボールドウィンJr(PBJ)。
ESPNランキングで学年5位にランクされ、多くの強豪校からリクルートを受けたPBJだったが、父がヘッドコーチを務めるホライゾンリーグのミルウォーキー大に進んだ。
開幕戦こそ勝利したミルウォーキー大だったが、その後は6連敗。PBJも故障により直近の3試合を欠場していた。
PBJの復帰戦となったホームでの対ロバートモリス大戦。PBJはキャリアハイを更新する26得点の活躍でミルウォーキー大が77-69で勝利。チームにシーズン2勝目をもたらした。
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— Milwaukee Men's Basketball (@MKE_MBB) December 4, 2021
世代屈指のエリートシューター、パトリック・ボールドウィンJr
※ハイライトがアップロードされれば、ハイライトに変更します。
高校では下級生の頃から学年トップレベルのプレーヤーと目されてきたPBJ。
高校ラストシーズンの多くを怪我で棒に振ったが、今夏のU19ワールドカップのUSA代表メンバーにも選出され、グルーガイとしてアンセルフィッシュなプレーで世界制覇に貢献した。
故障からの復帰戦となったこの試合、ロバートモリス大のゾーンディフェンスに対し、前半からPBJのスリーポイントが火を噴いた。
スリーポイントを5/5で沈め、前半だけで19得点。序盤劣勢だったチームを勢いづけ、シーズン2勝目に導いた。
PBJはスリーポイントシュートだけでなく、ハイポストからのミッドレンジジャンパーやフローターでロバートモリス大のゾーンディフェンスを攻略。ハイポストではパスの中継地点としても機能した。
身体能力押しのプレーヤーではないが、一定以上の機動力はあり、サイズの利と合わせてガードのドライブにも対応。26得点7リバウンド3アシスト2ブロックとオールラウンドな活躍を披露した。
現代バスケットにおいて重要性の高いシューターだが、PBJ程のシューティングスキル、サイズ、オールラウンドなスキルセットを有する19歳はそう多くない。
2022年のドラフト候補生として、是非押さえておいてほしいプレーヤーの1人だ。
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