デューク対UNC。ライバル対決初戦をデューク大が制す。
カレッジバスケ屈指のライバル関係にあるデューク大とノースカロライナ大(UNC)。
今季第一戦目のライバル対決がUNCの本拠地、ディーン・スミスセンターで開催された。
デューク大のヘッドコーチでカレッジバスケ史に残る名将、コーチKは今季限りでの勇退を表明しており、コーチKがディーン・スミスセンターで指揮を執るのはこの試合が最後に。
試合は先手を取ったデューク大が終始2桁リードを維持する余裕の展開で87-67の快勝を収めた。
この日、快勝を収めたデューク大をスコアリングで牽引したのは、フレッシュマンのAJ・グリフィン。
元NBAプレーヤーで現在はトロントラプターズのアシスタントコーチであるエイドリアン・グリフィンを父に持つ2世プレーヤーだ。
高校時代の多くを怪我に悩まされたグリフィンは、シーズン序盤こそ出場時間が限られていたが、シーズンが進むに連れ、出場時間と存在感を増している成長株。
この試合でもティップオフから次々にシュートを沈め、ゲームハイの27得点を記録。
驚異的な跳躍力と恵まれたフィジカルを持つプレーヤーであると同時に、シーズン平均で3PT成功率50%を誇る驚異のシュート力を併せ持つ。
目下NCAAディビジョン1全体で9位にランクされるデューク大にあって、最も顕著な成長を見せているプレーヤーで、今季のデューク大のXファクターとも呼べるプレーヤーだ。
デューク大では、フレッシュマンのパオロ・バンケロが13得点10リバウンド、ウェンデル・ムーアJrが13得点8リバウンド5アシストでオールラウンドに貢献。
チーム全体のリバウンド数で40-24でUNCを圧倒。
終始余裕のある展開でコーチKにとって最後となるディーンスミスセンターでの試合を飾った。
この試合を終え、シーズン成績自体は16勝7敗とまずまずだが、内容は決して良いとは言えない。
今日のデューク大戦を含め、ケンタッキー大、マイアミ大、ウェイクフォレスト大と20点差以上での大敗が多く、一度主導権を握られると踏ん張りの利かないゲームが目に付く。
ガードのケイレブ・ラブ、インサイドでダブルダブルを量産するアルマンド・ベイコットとタレントは揃い、シーズンを通じてチーム全体の3PT成功率は38.5%とアウトサイドシュートも高確率。
NCAAトーナメント進出に向け、新コーチ、デイビスの立て直しに期待が掛かる。
次回のデューク大戦は、デューク大の本拠地、キャメロンインドアスタジアムで3/5に予定されており、この試合ではUNCにも意地を見せてほしい所だ。
The Goat making that last ride home from Chapel Hill 🤫🤫🤫😎🐐🚌😅 pic.twitter.com/PRCQNYj1lj
— Duke Men’s Basketball (@DukeMBB) February 6, 2022
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