ダリク・ホワイトヘッドがマクドナルドオールアメリカンのMVPに

アメリカ高校バスケ界で最も権威のあるオールスターゲームの1つ、マクドナルドオールアメリカン。

男女各24名のトッププレーヤーがEastとWestの2チームに分かれ、オールスターゲームを戦う。

2020年、2021年と新型コロナの為に試合が開催されなかったが、遂に今年、マクドナルドオールアメリカンが帰って来た。

3年ぶりに帰って来た高校バスケの祭典で、男子では105-81でEastが勝利。MVPには13得点7リバウンド7アシストを記録したモントバードアカデミーのダリク・ホワイトヘッドが選出された。

マクドナルドオールアメリカンの男子メンバーについてはコチラで。



オールラウンドな活躍でホワイトヘッドがMVPに


先手を取ったのはアスレティックなウイングが揃うEast。

Westのシュートがリングに嫌われる中、MVPを受賞したダリク・ホワイトヘッド、ケンタッキー大に進学するクリス・リビングストンのアウトサイドシュートがテンポ良く決まり、序盤からリードを奪う。

たまらずタイムアウトを取ったWestは、アーカンソー大に進学するニック・スミスの個人技で追い上げを図るが、Eastのディフェンスを崩せず。

Eastは固いディフェンスからの速攻で効率よく得点を重ね、前半で58-38と大量リードを築いた。

後半に入ってもWestは追撃の糸口を掴めず。Eastが105-81で勝利を飾った。

MVPには13得点7アシスト7リバウンドを記録したEASTのダリク・ホワイトヘッドが選出。ウイングプレーヤーながら、ジェイデン・ブラッドリーの欠場により、ガード不在のEastをハンドラーとしてバランスを取りながら、余裕のある大人のプレーで牽引した。

Eastでは、ビラノバ大進学のウイングプレーヤー、キャム・ウィットモアも驚異的な運動能力を遺憾なく発揮し、19得点8リバウンド5アシスト。迫力満点のプレーで数字以上のインパクトを残した。

Westでは、デューク大進学のマーク・ミッチェルが堅実なプレーで19得点。ベイラー大進学のキヨンテ・ジョージが13得点、UCLA進学のアマリ・ベイリーが10得点と続いたが、アスレティックでサイズのある選手の揃うEastのディフェンスをこじ開ける事は出来なかった。

3年ぶりの開催となったマクドナルドオールアメリカンは、オールスター戦とは言えど、両校ディフェンスでも手の抜く事はなく、点差こそ離れたものの素晴らしいプレーが繰り広げられた。

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