ウィスコンシン大がパディー大との激戦を制し、カンファレンス王者に
3月に入り、カレッジバスケのシーズンも終盤に。
APランキング8位のパディー大と同10位のウィスコンシン大の対戦は、最後まで勝敗の行方が分からない激戦に。
ビッグプレーが続き、正に3月と言える激戦をウィスコンシン大が70-67で制し、2年ぶりにBig Tenのレギュラーシーズン王者に輝いた。
カンファレンス成績14勝4敗のウィスコンシン大と同13勝5敗のパデュー大の対戦は、一進一退の攻防が続き、最後まで勝敗の行方が分からない展開に。
今年のNBAドラフトで上位指名候補であるパデュー大のジェイデン・アイビーがエースらしいプレーでウィスコンシン大に詰め寄るが、同じくドラフト上位指名候補のウィスコンシン大ジョニー・デイビスが試合残り28秒にタフなステップバックジャンパーを沈め、67-64でウィスコンシン大がリード。
続くオフェンスでパデュー大のビッグマン、ザック・イーディーがインサイドでのシュートをミス。
万事休すに陥ったパデュー大はすぐさまファールを選択。このファールで得たフリースローを、ウィスコンシン大のブラッド・デイビソンが落とすと、パデュー大のアイビーがバックコートからドリブルでボールを持ち込み、そのまま3PTシュートを成功。
残り8.7秒で試合は67-67の同点に。
延長戦に突入かと思われたが、続くオフェンスで、ウィスコンシン大のフレッシュマン、チャッキー・ヘプバーンがステップバックスリーをねじ込む。
タイムアウト明けのパデュー大のエンドスローはターンオーバーに終わり、試合終了。
ウィスコンシン大がビッグショットの応酬となった激戦に70-67で勝利した。
パデュー大のアイビーはゲームハイの22得点に加え、5リバウンド5アシストとドラフト上位指名候補の評価に違わないオールラウンドなプレーを披露。
エースとして最後までチームを牽引したが、勝利には一歩及ばなかった。
ウィスコンシン大のデイビスも16得点8リバウンドの活躍。ゲームウィナーを決めたヘプバーンは、キャリアハイの17得点を記録し、大一番で勝利の立役者となった。
両校共にNCAAトーナメントの出場が確実視されており、上位進出が期待される。
The Wisconsin Badgers,
— Big Ten Champs 🏆 (@BadgerMBB) March 2, 2022
BIG! TEN! CHAMPIONS! 🥳 pic.twitter.com/RW95k72efy
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