チームUSA:U17のメンバーが決まったよ

2022年7月2日よりスペインのマラガで開催されるU17ワールドカップ(FIBA U17 Basketball World Cup 2022)。

世界各地の予選を勝ち抜いた男女各16チームで、世界No1の座が争われる。

2010年に始まったこの大会。男子ではUSAが絶対王政を敷き、スタートから大会5連覇中。

大会6連覇に向け、チームUSAのメンバーが選出された。



U17チームUSAメンバー

今年高校の最上級生となるclass of 2023からclass of 2025までの中から、下記12名の代表メンバーが選出された。
※カッコ内は学年。

デイビッド・カスティロ(class of 2024)
デニス・エバンスⅢ(class of 2023)
ジェレミー・フィアーズJr(class of 2023)
クーパー・フラッグ(class of 2025)
ブーギー・フランド(class of 2024)
ロン・ホランド(class of 2023)
イアン・ジャクソン(class of 2024)
カーター・ノックス(class of 2024)
アサ・ニューウェル(class of 2024)
コア・ピート(class of 2024)
ショーン・スチュワート(class of 2023)
DJ・ワグナー(class of 2023)

カスティロ、フィアーズ、ジャクソン、ホランドの4人は昨年のU16アメリカ選手権でもプレーしていたメンバー。

年齢で見ると、フラッグ、フランド、ピートの3人はまだ15歳と若い。

登録身長で6フィート8インチ以上はエバンス、ニューウェル、スチュワートの3人のみと大きなプレーヤーは少ないが、チームUSAらしく、実力派のガードが揃った印象。

ちなみにカーター・ノックスはNBAプレーヤーのケビン・ノックスの弟さん。

注目プレーヤー

今回選出された12名のメンバーの中で、僕のイチオシプレーヤーはDJ・ワグナーとロン・ホランドの2人。

DJ・ワグナーはESPNによる有望高校生ランキングでclass of 2023のNo1にランクされるコンボガード。


※DJ・ワグナーのハイライト

当たり出したら止まらないアウトサイドシュートと、切れ味鋭いドライブ、抜群のボディバランスを誇るスコアリングガードで、ゲームメイクも年々成長中。

祖父、父共に元NBAプレーヤーで、DJがNBA入りを果たせば、史上初の3代連続でのNBAプレーヤー誕生となるらしい。

ロン・ホランドはU16アメリカ選手権でもプレーしたコンボフォワード。

平均19得点n10.2リバウンドの活躍で大会ベスト5にも選出された。


※ロン・ホランドのハイライト

高さや身体能力に秀でるタイプではないが、この世代にして珍しい程のハードワーカー。

U16ではインサイドを主戦場にしたが、アウトサイドスキルも伸ばしており、今大会では成長した姿を楽しみにしたい。

ESPNランキングでも現在学年4位にランクされている。

この2人以外でも、ビッグマンのデニス・エバンスⅢ、class of 2025のクーパー・フラッグ辺りが私的な注目。

今大会には、日本代表も出場し、USA代表との対戦が実現するかもしれない。

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