NBAドラフト2022:今年の好きなピック【1巡目】
今年のドラフトも無事終了っという事で、今年のドラフト指名で好きだったピックをダラダラと。
ドラ1は僕が推したチェット・ホルムグレンでも、下馬評の高かったジャバリ・スミスJrでなく、デューク大Final4進出の立役者となったパオロ・バンケロ。
実力を見れば驚きの無い固いピックになるかなと。
いつも通り、僕の勝手な妄想で、そこに信憑性も何も無いのでご了承を。
下馬評では1巡目1位指名の最有力候補とみなされていたジャバリ・スミスJr。
結果は1巡目3位指名でヒューストンロケッツに。
予想より指名順位は落ちてしまったけれど、スミス自身にとってもロケッツ行きは良い道な気がする。
ジャンパーを得意とするスミスは、キャッチ&シュートでは1.20PPP(91thパーセンタイル)と優れる一方、ハーフコートオフェンスでのリング近辺でのフィニッシュを苦手としている(1.11PP(48thパーセンタイル))。
ジェイレン・グリーン、KPJと打開力のある個が揃うロケッツでは、彼等のパスを受け効果的に得点を重ねてくれるだろう。
また、ディフェンスでも1対1のディフェンスに強く、各ポジションにスイッチできるサイズと機動力がある。
ロケッツで大型3&Dとして活躍する姿は想像に難くない。
メンフィス大のジェイレン・ドゥーレンは1巡目13位でシャーロットホーネッツから指名を受け、トレードでデトロイトピストンズへ。
ドゥーレンは、ピストンズのエース、ケイド・カニングハムと同じく、フロリダの強豪モントバードアカデミーの出身だ。
ピストンズは1巡目5位指名でパデュー大のジェイデン・アイビーも指名している。
カニングハムとアイビーのデュオ、若く、アスレティックで才能溢れるバックコートを形成。
強く、大きく、機動力も高いドゥーレンだが、自身で得点をクリエイトするスキルは乏しく(ポストアップで0.78PPP(40thパーセンタイル))、フィニッシャーとして使ってくれるガードが揃うのは有難い。
ディフェンスでも、優れた身体的ツールこそ揃えるが、まだ18歳と若いドゥーレンは経験に乏しく、ポジショニングや反応に難有り。
まだまだ課題の多いドゥーレンだが、彼ほどの身体的才能を有するビッグマンは稀。
即戦力として期待するのではなく、今季はハイライトプレーに狂喜乱舞するみたいな楽しみ方をして頂ければと。
ピストンズはカニングハム、アイビーだけでなく、サディック・ベイ、マービン・バグリーと有望なタレントが揃い、数年先が楽しみなチームに。
推しメンの1人、パトリック・ボールドウィンJrは1巡目28位指名でゴールデンステイトウォリアーズへ。
うん、反則だよね、この指名。
高校ラストシーズンを故障でほぼ全休し、カレッジでも怪我がちで期待された程の数字を残せなかったけれど、高校では下級生の頃から大型シューターとして世代トップクラスの評価を受けてきたプレーヤー。
身長(裸足):206.4cm
ウイングスパン:217.8cm
スタンディングリーチ:280.7cm
とコンボフォワードとしてプレーするに十分以上のサイズがあり、カレッジではシュート成功率でも良い数字を残せなかったけれど、そのシュートフォームの美しさに疑いの余地は無い。
シューターに役割を限定すれば、きっと活躍してくれるだろうし、痒い所に手が届くチームプレーヤーでもある。
1巡目28位という指名順位は、1年前から考えると決して満足のいく順位ではないかもしれないが、結果としてウォリアーズというシステムがキッチリ構築されているチームに指名された事は、彼のキャリアにとって、大きなプラスになるだろう。
順調に成長すれば、2回り大きなクレイ・トンプソンにもなれる大器だ。
The 2022 Number 1⃣ overall pick, Paolo Banchero 📸 pic.twitter.com/FPiHS20w4h
— NBA Draft (@NBADraft) June 24, 2022
1巡目3位:ジャバリ・スミスJr
1巡目13位:ジェイレン・ドゥーレン
1巡目28位:パトリック・ボールドウィンJr
ウイングスパン:217.8cm
スタンディングリーチ:280.7cm
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