ブロニー・ジェームス擁するシエラキャニオンがヨーロッパツアーへ
男子高校バスケの強豪、カリフォルニア州のシエラキャニオンスクール。
近年、多くの卒業生がNBA入りを果たし、レブロン・ジェームスの息子、ブロニー・ジェームスが所属する事でも知られている。
そのシエラキャニオンが、来月ヨーロッパツアーを敢行し、ロンドンとパリで試合をすることが報じられた。
このヨーロッパツアーでの試合はESPNにより放送される様だ。
2023年に高校を卒業する、class of 2023のブロニー・ジェームス。
下級生の頃から注目を浴びてきたブロニーも今季、遂に高校最上級生に。
フレッシュマンのシーズンからバーシティチーム(1軍)でプレーし、ローテーション入りをしてきたブロニーだが、昨季までは1学年上の絶対的エース、アマリ・ベイリーの存在もあり、シエラキャニオンではディフェンスやアウトサイドシュートで貢献するロールプレーヤーとして活躍してきた。
最上級生となる今季は、チームのメインハンドラーにステップアップする事が期待されるが、シエラキャニオンは強豪であるが故、1学年下にはclass of 2024で学年2位の評価を受けるアイザイア・エロヒムが在籍し、チーム内競争も激しい。。
身長こそ、下級生の頃から大きく伸びてはいないが、着実なゲームメイクとスコアリングスキルに磨きを掛け、プルアップからのアウトサイドシュートにも成長を見せている。
現在、ESPNによる有望高校生ランキングでは、学年39位にランクされるが、注目度の高いシエラキャニオンで活躍すれば、ランキングでのジャンプアップも不可能では無いだろう。
ヨーロッパツアーもESPNによりTV放送される様だが、直近のAAUの試合もESPNで放送されており、高校ラストシーズンのメディア露出は相当なものになりそうだ。
同学年のプレーヤーの中には、既に進路を決定しているプレーヤーもいるが、ブロニーの卒業後の進路に関しては、噂レベルでの報道も少なく、謎に包まれている。
現状の学年39位という評価は、全米上位レベルのカレッジに十分進学できるものだが、近年はGリーグイグナイト等、高校卒業後の進路としてカレッジ以外の選択肢も出て来ている。
シエラキャニオンでの先輩でもあり、同じくNBAのスーパースターを父に持つザイアー・ウェイドは、高校卒業後にプレップを経由し、Gリーグ入りという道を進んだ。
堅実なロールプレーヤータイプのブロニーには、強豪カレッジで4年間研鑽を積んでから次のステップに進んでほしいと私的には思っているけれど、彼はどんな進路を選ぶのだろうか?
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