チームUSA:セルビアを退けU17W杯ベスト4に進出
スペインのマラガで開催されているU17ワールドカップ(FIBA U17 Basketball World Cup 2022)。
予選ラウンドでグループCを首位で通過したUSAは、ベスト4進出をかけ、グループA2位のセルビア代表と対戦。
立ち上がりこそセルビアがリードを奪ったが、流れを掴んだUSAがすぐに逆転。
そのまま試合を優位に進め、106-80で勝利しベスト4にコマを進めた。
先手を取ったのはセルビア。
ビッグマンが手薄なUSAのインサイドを攻め、FT等で得点を重ねた。
対するUSAは15歳にして代表に選出されたコア・ピートのインサイドアタックを中心にセルビアを追走。速攻からアサ・ニューウェルが3PTを沈め20-18で逆転に成功する。
リードを奪ったUSAはディフェンスの圧力を強め、セルビアを突き放し、26-18の8点リードで第1ピリオドを終えた。
第2ピリオド以降もセルビアが健闘するもUSAが優位に試合を展開し、75-60でUSAがリードし、最終ピリオドへ。
セルビア代表が連続でシュートを沈め、追いすがるが、USAはクーパー・フラッグの攻守に渡るビッグプレーや、カーター・ノックスのオフェンスリバウンドからのバスケットカウントで突き放す。
試合時間残り6分28秒で88-66の22点差までリードを広げ、試合を決めた。
終わってみれば106-80。全てのピリオドでUSAがリードする完勝だった。
この試合でUSAを牽引したのはフラッグ、ピート、ブギー・フランドの15歳トリオ。
この大会を通してディフェンスでチームを牽引するフラッグだが、この日はオフェンスでも存在感を見せ、チームハイの18得点11リバウンド4アシスト3スティール3ブロックと大車輪の活躍。
ピートもアグレッシブなオフェンスから、フラッグに次ぐ17得点を叩き出した。
スティールとアシストでUSAをリードするフランドは、3本の3PTを沈め11得点。良い所でシュートを決める嗅覚も感じさせた。
フラッグ、ピート、フランドは揃ってまだ15歳(フランドは7月10日で16歳に)とこのカテゴリーでは年少だが、経験要員ではなく戦力としてチームに貢献している。
フラッグとピートはclass of 2025、フランドはclass of 2024とカレッジでプレーするのも数年先だが、今から是非とも名前を覚えおいてほしいプレーヤーだ。
USAは次戦で決勝進出をかけてリトアニアと対戦する。
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