カレッジ注目チーム:全米トップレベルの新入生が加わるアーカンソー大
NCAAディビジョン1の強豪カンファレンス、Southeastern Conference(SEC)に所属するアーカンソー大。
2019年にNBAでも豊富なキャリアを有するエリック・マッセルマンがヘッドコーチに就任し、2021年、2022年と連続でNCAAトーナメントのElite8に進出を果たしている。
昨季のメンバーの多くはNBA行きや卒業、転校でチームを去ったが、3人のマクドナルドオールアメリカンを含む全米屈指の新入生が入学。
ESPNによるプレシーズンランキングでは全米9位にランクされ、今季カレッジで最も注目を集めるチームの1つとなっている。
エリック・マッセルマンがヘッドコーチに就任以降、躍進を続けるアーカンソー大。
1995年以来となるElite8進出を、2021年、2022年と直近2年連続で達成している。
躍進のカギとなっているのはディフェンスの強化。マッセルマンの就任以降、チームのディフェンスは全米屈指の評価を。
今年のNCAAトーナメントでも、シーズン平均87.2得点の破壊力を誇ったゴンザガ大をシーズンワースト2となる僅か68得点にシャットアウトしている。
今季はメンバーの多くが入れ替わる中、ディフェンスの構築にマッセルマンの手腕が問われるところでしょう。
※来年のドラフトでも上位指名が予想されるニック・スミスJr
前述の通り、今季のアーカンソー大には3人のマクドナルドオールアメリカンを含む6人の新入生が加入。
247による新入生評価では、デューク大に次ぐ全米2位という高い評価を得ている。
中でも、即戦力として期待が掛かるのはコンボガードのニック・スミスJrと大型ハンドラーのアンソニー・ブラックだろう。
スミスはESPNによる有望高校生ランキングで学年3位の評価を受けUSA Today誌選出の最優秀選手賞も受賞。ジョーダンブランドクラシックでもMVPを受賞している。
アウトサイドシュートやフローター等、フィニッシュが多彩なコンボガードで、プレーの華やかさは群を抜く。
ブラックはU18USA代表メンバーとして、今夏のU18アメリカ選手権で活躍。チーム2位の平均7.8リバウンド、チーム首位の平均4.2アシストを記録し、大会制覇に貢献した。
大型ガードとしての視野の広さやハンドリングスキルに加え、跳躍力も抜群。
フィジカルコンタクトにも強く、ガードからウイングまでカバーするマルチなディフェンシブプレーヤーとしても期待が出来る。
この2人と共にマクドナルドアールアメリカンに選出されたジョーダン・ウォルシュも、サイズ、身体能力、スキルの3拍子が揃ったウイングだが、カレッジのプレー強度に適応するには、ちょっと時間が掛かりそうかなという印象。
新入生及び転校生として11人もの新メンバーが加入したチームにおいて、昨季から主力として活躍しているデボンテ・デイビス、カマリ・ジョンソンの2人が中心としてチームを支える事が出来るかどうかが、今季を占うカギとなるだろう。
デイビスとジョンソンには数字だけでなく、コート上でのリーダーとしての期待も掛かる。
2年連続でElite8進出を果たした名将、マッセルマンが新加入プレーヤーで溢れるチームをどう仕上げてくるか、楽しみなシーズンになりそうだ。
強固なディフェンスで強豪校に
世代屈指の有望フレッシュマンが加入
※来年のドラフトでも上位指名が予想されるニック・スミスJr
アーカンソーと聞くとジョージョンソンとベバリーがすぐ思いつくくらいで情報が止まってしまってます…
返信削除数年前からUKとデュークばかりだったので
連続ですみません。
返信削除ボビーポーティスがいましたね。
色々な大学や有望なプレイヤーの情報を書いてくれているのでいつも楽しく読ませてもらってます!
いつもありがとうございます。
削除最近だと、ダニエル・ガフォード、モーゼス・ムーディ、OKCのジェイレン・ウィリアムスなんかもアーカンソーですかね。
NBAでのコーチ経験も持つエリック・マッセルマンさん効果か、最近は新入生、転校で良い子が決ますね。
アーカンソーと言うと、Scotty ThurmanとCorliss Willamson(1990年代)ですかね~。歳がバレますね…(笑)
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