注目フレッシュマン:2wayウイングのジョーダン・ウォルシュはアーカンソー大へ

今回の注目フレッシュマンネタは、アーカンソー大のジョーダン・ウォルシュを。

ウォルシュは、ESPNによる有望高校生ランキングで学年11位にランクされ、昨季は所属校を実質的な全米No1決定戦で決勝戦まで導いた。

アーカンソー大には、ウォルシュの他にもニック・スミスJr、アンソニー・ブラックと2人のマクドナルドオールアメリカンが入学し、今季のカレッジでも注目のチームだ。


ジョーダン・ウォルシュ

進学先:アーカンソー大
生年月日:2004年3月3日
ポジション:SF/PF
出身:リンクアカデミー(ミズーリ州)

ハイライト

ポテンシャルの高い2wayウィング

攻守に優れるオールラウンダー、ジョーダン・ウォルシュ。

身長6フィート7インチ(200.7cm)に対してウイングスパンは7フィート3インチ(221cm)、更に跳躍力は41インチ(104.1cm)とも言われており、身体的なポテンシャルは計り知れない。

オフェンスでは、ハンドリングやパッシングに優れ、スコアリングに傾倒することなく、チームのバランスを。得点を量産するというよりも、アシストやコントロールでちょっと気の利くプレーが出来る。

ディフェンスでは、その恵まれたサイズと身体能力から複数ポジションを抑え込んでしまう、攻守に使い勝手の良いプレーヤーだ。

才能に恵まれながらも、セルフィッシュになることなく、チームプレーに徹する事でが出来るのが、ウォルシュの魅力だろう。高校生ウイングとしては、万能なスキルを揃え、このまま研鑽を続ければ、カレッジやその先のレベルでもオールラウンダーとして活躍してくれるだろう。

将来的にはシェーン・バティエーやアンドレ・イグダーラの様に、どんなチームでも必要とされるプレーヤーに成長してくれるんじゃないかと。

見てわかる通り、身体はまだ細く、フィジカルコンタクトを苦手としている。カレッジの強度に適応するにも少し時間が掛かるかなという感じで、数年カレッジでプレーしている姿を見たいプレーヤーかな。

進学先は今季注目のアーカンソー大

ウォルシュの進学先はSoutheastern Conference(SEC)に所属する強豪校のアーカンソー大。

NBAでも豊富な経験を持つエリック・マッセルマンがヘッドコーチを務め、直近2大会連続でNCAAトーナメントElite8進出を果たしている。

ウォルシュの他にも、ニック・スミスJr、アンソニー・ブラックと計3人のマクドナルドオールアメリカンが入学し、今季はカレッジでも屈指の注目を浴びる。

タフなディフェンスを武器とするチームで、今年のNCAAトーナメントでは、優勝候補と目されたゴンザガ大をも抑え込んだ。

身体的な才能には申し分が無いが、フィジカルコンタクトに懸念を残すウォルシュの成長には適したチームだろう。

今年のドラフトで2巡目34位指名を受けた優れたディフェンシブプレーヤー、ジェイレン・ウィリアムスもアーカンソー大の出身だ。

ウォルシュの身体的才能を考えれば、one and doneも十分あるだろうけれど、やっぱり僕は数シーズンカレッジで彼のプレーを見ていたいな。



コメント

  1. チームプレーに徹するアンセルフィシュなオールラウンダーとの事ですが、ちとインパクトが薄いかな〜。俺が俺がってタイプじゃ無いからかな〜?
    サイズやセンスといったコーチングで如何ともし難いモノは良いモン持ってそうなので、本人のヤル気と努力次第かな〜。よう分からんがね。

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    1. 身長やウイングスパン、跳躍力といった身体的資質は間違いないですし、ハンドリングやパッシング等のスキルも高校生のウイングとしてはかなり高い水準にある子かなと。
      カレッジの強度に対応するには、少し時間が必要かなという印象です。
      ウェイトトレーニングにも精力的に取り組んでいるというインタビューも有ったので、将来的には化けてくれるはずと期待しています。

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