NBAドラフト2023:ウェンバンヤマ対スクート、ドラ1候補2人の直接対決が実現へ

2023年のNBAドラフトでトップ候補と目されるビクター・ウェンバンヤマと対抗馬のスクート・ヘンダーソン。

ウェンバンヤマが今季から所属するパリのMetropolitans 92と、ヘンダーソンが所属するGリーグイグナイトの2チームがエキシビジョで対戦する事が報じられた。

両チームはラスベガスで10月4日と10月6日の計2試合を対戦し、その試合はESPN系列で放映される予定との事。


ドラ1候補が直接対決

Metropolitans 92に所属するフランス人プレーヤーのビクター・ウェンバンヤマは、裸足身長7フィート4インチ(223.5cm)、ウイングスパン8フィート(243.8cm)と言われる驚異的なサイズを有し、2023年のドラ1最有力と目される逸材。

昨年のU19W杯では、平均14得点7.4リバウンド5.7ブロックを記録し、フランス代表を決勝戦に牽引。自身も大会ベスト5に選出された。

その驚異的なサイズと機動力からオフェンスではフィニッシャー、ディフェンスではリムプロテクターとして絶大な存在感を発揮。

U19では3PT成功率18.2%と低調だったものの、アウトサイドからのオフェンススキルにも非凡なセンスを見せている事が、彼が注目を浴びる要因だろう。


※ウェンバンヤマのハイライト

来年のドラフトでウェンバンヤマの対抗馬1番手と目されるのが、Gリーグイグナイトに所属するコンボガードのスクート・ヘンダーソン。

高校卒業を1年早め、Gリーグの門を叩いたヘンダーソンは17歳からGリーガー達を相手にプレー。

年齢上、NBAドラフトへのエントリーには2年間の猶予があった為、イグナイトと2年契約を結んだ史上初のプレーヤーでもある。

プロデビュー2戦目の対サンタクルスウォリアーズ戦では、当時17歳にしてプロ相手に31得点6リバウンド5アシストを記録。続く対ストックトンキングスでも22得点10リバウンド8アシストとトリプルダブル級のスタッツを残している。

昨季は21試合に出場し、平均14.3得点4.8リバウンド4.2アシストと堂々たる活躍を見せた。

抜群のクイックネスとガードとしては屈強なフィジカルで、ディフェンスを切り裂くスコアリングガードで、ドライブからのド迫力のフィニッシュには、既にスターの風格が漂う。


※ヘンダーソンのハイライト

共に来年のドラフトの目玉となるであろうウェンバンヤマとヘンダーソンの直接対決とあって、このエキシビジョン2試合は大きな注目を集める事となるだろう。

エキシビジョンの2試合には過ぎないが、この試合の印象は、ファンが今後来年のドラフト妄想をする上で大きな影響を与えるんじゃないかと。

イグナイトには、今年のドラフトからは撤退したカナダ人プレーヤーのレナード・ミラーや、シャックの長男であるシャリーフ・オニール等、注目プレーヤーが在籍。世間の目が向けられるこの試合では、彼等も気合の入ったプレーを見せてくれるだろう。


コメント

  1. エキシビジョンマッチとは言えかなりの注目を集めるでしょうね。スクートからしたら更に名を挙げて一位指名を確かなモノにしたいので、気合い入れて向っていくでしょう。
    ウェンビーも自身の実力を披露して、懐疑的な意見を一掃してさらなる飛躍を遂げたいはず。
    重いな~。そんなに気負う事じゃないか〜

    返信削除
    返信
    1. あくまでエキシビジョンですし、長いシーズンを過ごす中の2試合ですから、そこまで大きなウェイトを占める試合にはならないかと。
      とは言え、注目度は相当高いでしょうし、我々ファンがドラフト妄想する上では、楽しみな試合になりそうですね。

      削除

コメントを投稿