高校屈指のハードワーカー、ロン・ホランドがテキサス大にコミット

カレッジバスケも遂に開幕し、今年も眠れぬ季節が。

一方で、有望高校生プレーヤー達も続々と進路を決めており、そこも目が離せない。

U16、U17とUSA代表メンバーに選出され、今夏のU17W杯で世界制覇に貢献した世代屈指のコンボフォワード、ロン・ホランドも進路を公表。

最終候補に残したテキサス大、アーカンソー大、UCLAの3校から、地元テキサス大へのコミットを明らかにした。


世代屈指のハードワーカーとしてUSA代表でも活躍


テキサス州のダンカンビルハイスクールでプレーするコンボフォワード、ロン・ホランド。

ESPNによる有望高校生ランキングでは、2023年に高校を卒業するclass of 2023の学年全体で10位の評価を受けている。

昨夏のU16アメリカ選手権では、USA代表メンバーの1人に選出され、共にチームハイの平均19得点10.2リバウンドの活躍。

インサイドの層が薄かったチームにあって、取り立ててサイズや身体能力に優れる訳ではないが、身体を張ったハードワークでチームを牽引した。

今夏もUSA代表メンバーに選出され、U17W杯に出場。チーム2位の11.1得点に加え、3PT成功率は42.1%を記録し、ウイングプレーヤーとしてアウトサイドのオフェンススキルの成長を示してくれた。

速攻からのアスレティックなフィニッシュも見せ、スキル、身体能力共に昨年から各段に成長した姿が印象的だった。

華やかなプレーヤーではないけれど、献身的なハードワーク、成長著しいオールラウンドなスキルでどこでも必要とされるプレーヤーだろう。

現在もテキサス州の強豪校でプレーするホランドだが、卒業後も地元の名門に進む道を選んだ。

テキサス大は2年連続で世代屈指のコンボフォワードを獲得

ホランドの獲得に成功したテキサス大には、今年もモントバードアカデミー出身のディロン・ミッチェルが入学。

2年連続で世代屈指のコンボフォワードの獲得に成功した。

現在テキサス大の指揮を執るのは、2019年にテキサステック大をNCAAトーナメント決勝に導いたクリス・ビアード。

ディフェンスに定評のあるコーチで、既に2wayプレーヤーとして高い評価を得ているホランドは、更にディフェンスに磨きを掛ける事だろう。

高校もテキサス州で活躍しているホランドが、地元ヒーローとしてテキサス大で活躍する姿を楽しみにしたい。


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