class of 2024:エリオット・カド―の名前は覚えておいた方が良い

ドラフトネタを更新している真っ最中ですが、たまには高校生ネタを。

今年の秋に高校の最上級生となる学年がclass of 2024。

その中で僕が注目しているプレーヤーがスウェーデン人ガードのエリオット・カド―。

先日開催された実質的な全米No1決定戦であるGEICOナショナルズでは支配的なプレーを見せ、所属校のリンクアカデミーを初の大会制覇に導いた。


エリオット・カド―

所属:リンクアカデミー(ミズーリ州)
学年:class of 2024
生年月日:2004年9月4日
ポジション:PG
進学予定先:ノースカロライナ大

ハイライト

所属校を実質的な全米制覇に牽引

今季からミズーリ州のリンクアカデミーでプレーしているエリオット・カド―。

身長こそPGとしても大きくは無いが、身体能力が高くフィジカルも屈強。高い得点能力と的確なパスを供給する広い視野とバスケットボールIQを併せ持ち、高校生としてはトップクラスの完成度を有する。

実質的な高校No1を決めるGECICOナショナルズでも、司令塔としてチームを大会制覇に牽引した。

お母様がスウェーデンの出身という事で、昨夏のU18ヨーロッパ選手権ではスウェーデン代表としてプレーし、ディビジョンBのMVPを受賞している。

また、今年2月の対ドイツ戦で既にスウェーデンのフル代表としてもデビュー済み。

約7分のプレー時間で4得点を記録した。

学年変更の噂も?

class of 2024(2024年に高校を卒業予定の学年)で、既にノースカロライナ大(UNC)にコミットしているカド―だが、2004年9月生まれ。

年齢だけを見れば、今年のドラフトにもアーリーエントリーが可能だった年齢だ。

そのせいもあってか、"カド―が学年変更をするのでは?"という見方も。

現時点では本人から学年変更に関する明言は無いが、GECIOナショナルズでも優勝したカド―に高校でやり残した事は無く。

NBAドラフトでも年齢の若い選手がポテンシャルを評価される傾向にあり、私的にはカド―は学年変更をするのではと。

一方でUNCでは上級生ガードのRJ・デイビスがカレッジ残留を決め、U18USA代表だったセス・トリンブルも在籍。

更に今年も実力派ガードのシメオン・ウィルチャーが入学するとあって、UNCのガードは大渋滞。

もし、カド―が学年変更をして入学を早める場合、プロ含めUNC以外の進路に進む可能性も...。

いずれにしろ、今年の夏の間にカド―の進路に関して何らかの動きがありそうだ。


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