class of 2026のオールラウンダー、AJ・ディバンツァの名前は覚えておいた方が良い

ESPNによる有望高校生ランキングでclass of 2026(2026年に高校を卒業する日本の高1相当の学年)の学年1位にランクされるAJ・ディバンツァ。

今夏はU16USA代表としてアメリカ選手権で活躍。

16歳ながらNBAプレーヤーが出場するProAmにも出場し、SNSにはレブロン、KD、クリス・ポール等、NBAのスーパースターとワークアウトを行った様子も。

高い身長と長いウイングスパン、高い身体能力とオールラウンドなスキルを有し、将来が期待される注目株だ。


AJ・ディバンツァ

所属:プロリフィックプレップ(カリフォルニア州)
学年:class of 2026
生年月日:2007年1月29日
ポジション:SF
身長:200.7cm

ハイライト

ハンドラーのセンスも見せる2wayプレーヤー

class of 2026の学年No1プレーヤーと評されるウイング、AJ・ディバンツァ。

2021年に不遇の死を遂げたテレンス・クラークと同じAAUチームに所属し、彼と共にワークアウトもしていた様。

クラークを尊敬しており、2022年のCP3 Rising Stars Campでのダンクコンテストでは、クラークのジャージーを着て出場し、優勝をかっさらっている。

プレースタイルからもクラークの影響が感じられ、ウイングプレーヤーながら卓越したハンドリングと目を見張るパスセンスを備え、ハンドラーとしての素養を感じさせる。

Nike主催のAAUリーグ、EYBLのプレーオフであるPeach Jamでは、平均25.8得点を記録しオフェンシブMVPに選出。下級生でありながら、既に高校トップレベルのスコアラーである事を証明している。

また、今夏USA代表として出場したU16アメリカ選手権では、ディフェンスでも猛威を。

長いウイングスパンと高い身体能力を駆使し、USA代表のオールコートプレスの要に。

その機動力で対戦相手のガードを封じ込め、1試合平均2.0スティールを記録した。

高いスコアリング能力、ハンドラーのセンス、複数のポジションを守るディフェンスでの多様性を揃え、2wayプレーヤーとして底知れぬポテンシャルを見せる。

今季からは地元マサチューセッツ州の高校から、カリフォルニアの強豪プロリフィックプレップに移籍。

プロリフィックプレップはジョッシュ・ジャクソン、ゲイリー・トレントJr、ジェイレン・グリーン、ムハメド・ゲイといったNBAプレーヤーを輩出している強豪。

チームメイトにはディバンツァと同学年でESPNランキング2位の評価を受け、U16USA代表でも共にプレーしたタイラン・ストークスも。

全米屈指のウイングデュオとして高校バスケ界を席巻する事は間違いないだろう。

class of 2025への学年変更の噂も

2007年1月生まれのディバンツァは、年齢だけを見れば、2026年のNBAドラフトにアーリーエントリーが可能。

現行のルールでは、アメリカの高校に通うディバンツァがNBAドラフトにアーリーエントリー可能となるのは、最短で高校卒業の1年後という事もあってか、ディバンツァにはclass of 2025への学年変更の噂も。

class of 2025はカルロス・ブーザーの息子であるキャメロン・ブーザーやU17ワールドカップベスト5のコア・ピート等、スケールの大きなプレーヤーが揃う有望な学年。

もしディバンツァが学年変更をし、class of 2025のプレーヤーとなれば、class of 2025は近年でも有数の選手層の厚い学年となるだろう。

2023年11月4日追記

学年変更の噂があったAJ・ディバンツァは大方の予想通りにclass of 2025に学年変更。

学年変更直後にESPN、247、Rivalsのランキング御三家全てから学年1位の評価を。

サイズのある2wayかつ、ハンドラーセンスも見せるディバンツァのスケールの大きさは計り知れず、これからもその名を轟かせて行く事だろう。

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