富永啓生のライバル?Big Tenの注目プレーヤーまとめ

今夏のW杯で日本代表として活躍したネブラスカ大の富永啓生。

昨季終盤にブレイクし、今やカンファレンスのトッププレーヤーとなった富永君は今季カレッジラストシーズンを迎える。

ネブラスカ大が所属するカンファレンス、Big TenはNCAAディビジョン1を代表する強豪カンファレンスの1つで、カレッジトップレベルのプレーヤーも少なくない。

今回は、今季富永君の前に立ちふさがるであろう、Big Tenの注目プレーヤーまとめを。

※例の如くちょくちょく追記していくスタイルで。


ザック・イーディ

所属:パデュー大
学年:シニア
生年月日:2002年5月14日
ポジション:C
出身:IMGアカデミー(フロリダ州)
主な受賞歴:National college player of the year (2023)/Pete Newell Big Man Award (2023)/Kareem Abdul-Jabbar Award (2023)

ハイライト

カレッジを代表する巨人

パデュー大のビッグマン、ザック・イーディ。

昨季は平均22.1得点12.9リバウンド2.1ブロックを記録し、カレッジの最優秀選手賞を総なめ。今夏のW杯ではカナダ代表にも選出された。

絶対的なサイズから攻守にペイントエリアを支配し、FT成功率も73.4%とシュートタッチも上々。

昨季のNCAAトーナメントには第1シードとして出場しながらも、初戦で第16シードのFDUを相手に敗退という憂き目に。

シーズン終了後にはNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明するも撤退し、カレッジに残留する道を選んだ。

今季は攻守にプレーエリアを広げ、NBAにもフィットするポテンシャルがある事を証明したい。

テレンス・シャノンJr

所属:イリノイ大
学年:シニア
生年月日:2000年7月30日
ポジション:SF
出身:IMGアカデミー(フロリダ州)
主な受賞歴:First-team All-Big Ten (2023)

ハイライト

アスレティックでパワフルなウイングプレーヤー

イリノイ大のウイング、テレンス・シャノンjr。

下級生の頃から"NBA候補"と目されて来た彼も今季でカレッジ5年目に。

昨季、3シーズンを過ごしたテキサステック大からイリノイ大に転校。平均17.2得点4.6リバウンドを記録し、カンファレンスの1stチームにも選出された。

爆発的な身体能力を備えたパワフルなウイングプレーヤーで、攻守にスケール満載のプレーを見せる。

昨季は平均2.8アシストを記録しており、視野の広さも魅力だ。

今季はアウトサイドシュートの安定感とゲームメイクスキルの向上に期待をしたい。

ゼイビア・ブッカー

所属:MSU
学年:フレッシュマン
生年月日:2004年9月9日
ポジション:PF/C
出身:キャシードラルハイスクール(インディアナ州)
主な受賞歴:McDonald's All-American (2023)/Nike Hoop Summit (2023)

ハイライト

ネクストJJJ候補のビッグマン

MSUのフレッシュマン、ゼイビア・ブッカー。

高校時代、ESPNの評価で同学年の全米16位にランクされた期待のビッグマンだ。

恵まれたサイズと高い機動力を有しながら、アウトサイドシュートはスムース。

リバウンドやブロックから、そのまま速攻を演出するハンドリングやパスセンスも備える。

ディフェンスでの存在感と柔らかなアウトサイドシュートは、MSUのOBであり、NBAの最優秀ディフェンス選手賞を受賞したJJJを彷彿とさせる。

カレッジ屈指の闘将トム・イゾーの指導の下、実力派の先輩プレーヤーの中でその才能を開花させる事が出来れば、来年のドラフト上位指名でNBA入りを狙える逸材だろう。


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