開幕戦への出場が危ぶまれる富永啓生

NCAAディビジョン1のネブラスカ大でプレーする富永啓生。

ネブラスカ大で3シーズン目、短大含めカレッジ通算5シーズン目となる今季は富永君にとってのカレッジラストシーズンだ。

昨季は平均13.1得点を記録し、カンファレンスのHonorable-Mention(健闘賞)を受賞。今季は開幕前のカンファレンス1stチーム有力選手TOP10にも選出され、全米屈指の強豪カンファレンスであるBIG 10の中でもその評価はトップレベルだ。

カレッジバスケの集大成を迎える富永君だが、故障により開幕戦出場が危ぶまれている。


エキシビジョンで負傷退場


10月29日に開催されたエキシビジョンの対ドエイン大戦。

スターティングメンバーとして出場した富永君だったが、速攻のシーンで転倒すると、左足首を故障しベンチへ。そのままコートに戻る事は無かった。

ネブラスカ大のヘッドコーチ、フレッド・ホイバーグは現地11月2日の記者会見で富永君の故障の状況をアップデート。

富永君は順調に回復しており、既にウォーキングブーツも外れて歩行も可能な様だが、未だに痛みを抱えており完治にはまだ時間を要するとの事。

現地時間11月6日に予定されいてる今季の開幕戦、対リンデンウッド大戦への出場は難しいだろう。

これまで、富永君は足首に大きな故障を抱えた事がないというのはポジティブな要素かもしれない。

また、ホイバーグは"長いシーズンが待っている"とコメントしており、富永君の復帰を急がせる事は無いだろう。

ネブラスカ大は富永君の他にも複数の負傷者を抱えており、富永君のカレッジラストシーズンは中々に厳しい船出となりそうだ。


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