NBAドラフト2021のドラフト1位指名候補の話

カレッジバスケが開幕して早一か月。

まだまだ気が早いけれど、2021年のドラフト1位候補の話を。2020年の内に来年のドラフト注目候補を押さえておきましょう。予習は早いに越したことはありません。

今年のカレッジのフレッシュマン(1年生)は、ここ数年で最もレベルが高い学年。加えて、上級生にも2020年のドラフトを回避した上級生にも実力者が揃い、全体として豊作のドラフトとなりそうです。

2021年ドラフトの予習にご興味ある方は下のネタも是非。


1位指名最有力はケイド・カニングハム


高校時代はESPNランキング2位。U19代表メンバーとしてワールドカップ優勝を経験し、高校最優秀選手に贈られるネイスミス賞も受賞。

高校時代から、世代を代表するプレーヤーとしてその名を轟かせてきたオクラホマ州立大のケイド・カニングハムは、登録身長203.2cmの大型ガードです。

ここまで8試合で平均19.1得点5.6リバウンド3.8アシスト1.0スティール1.0ブロックの数字をのこし、攻守に穴の無いオールラウンドな活躍を見せます。オフェンスでは巧みなスキルとサイズの利を活かし、効果的に得点。ディフェンスでもサイズとフィジカルに加え、読みの良さもあり、マッチアップをシャットアウト。

ビッグガードが苦手としがちなアウトサイドシュートも、3PT成功率36.7%、FT成功率80%で及第点以上の数字です。

バスケットボールプレーヤーとしての要素で見れば、カニングハムより優れた点を持つプレーヤーはいますが、サイズ、スキル、経験値の全てを揃える総合力の高さでカニングハムは他のプレーヤーと一線を画します。

クイックネス不足を懸念する声も見られますが、実際のプレーでは、クイックネス不足を全く感じさせないだけの総合力があるからカニングハムは凄いのです。

チームはカンファレンスゲームが始まってから0勝2敗と苦戦を強いられていますが、NCAA屈指の強豪カンファレンスの中で安定した活躍を見せれば、2021年のドラフト1位指名は、より確固たるものになるでしょう。

対抗馬にのし上がったジェイレン・サッグス

※白の背番号1がサッグス

高校時代にはバスケットボールとアメフトで有望選手として知られた、二刀流アスリートであるゴンザガ大のポイントガード、ジェイレン・サッグス。

ESPNランキングでは6位にランクされ、U16、U17、U19と3度も世代別USA代表に選出されたエリートプレーヤーですが、カレッジトップレベルのタレントが揃うゴンザガ大で、これ程の活躍を見せるのは予想以上。一躍、2021年のドラフト1位指名候補に躍り出ました。

平均15.1得点5.9リバウンド5.9アシスト2.6スティール0.6ブロックと攻守に躍動。電光石火のクイックネスと爆発的な跳躍力を備え、公称193cmの身長も司令塔としては申し分ありません。

高校で下級生の頃はアスレティックなコンボガードのイメージでしたが、ゲームメイクを着実に進化させ、今では立派なポイントガードに。

懸念は成功率63.6%のFT成功率くらいでしょうか?これだけの活躍をカンザス大、ウェストバージニア大、アイオワ大と言った、カレッジ屈指の強豪相手に叩き出している点も見逃せません。

サッグスの活躍もあり、ゴンザガ大は全米1位を爆走中。今後のスケジュールを考えれば、無敗のままNCAAトーナメントに進む可能性も高いでしょう。NCAAトーナメントでFinal4以上に進出すれば、サッグスの1位指名も現実味を帯びてきます。

ビッグマンならエバン・モーブリー

※赤の背番号4番がモーブリー

カニングハム、サッグスと2人のガードに触れてきましたが、ビッグマンではUSCのフレッシュマン、エバン・モーブリーが高い評価を受けます。

モーブリーは高校時代にはESPNランキングで3位に入り、U17、U19で世代別USA代表メンバーに選出された世代屈指のビッグマン。下級生の頃から高い評価を得てきました。

公称7フッター(213.4cm)のビッグマンですが、滑らかでオールラウンドなプレーが売りの今風なプレーヤー。平均17.6得点9.0リバウンド3ブロックに加え、2.2アシストを記録しているのは、その器用さ故。FT成功率が64.3%なので懸念も残りますが、3PT成功率も44.4%と優秀な数字を残します。

インサイドでのパワーや、プレーのインパクトという点では昨年のワイズマン程ではありませんが、モーブリーはプレーの汎用性で上回る印象でしょうか。

来年のドラフトでビッグマンの1位指名を検討するのであれば、それはモーブリーでしょう。

見逃してはいけないGリーグ組

※白の背番号4番がグリーンで0番がクミンガ

Gリーグに進んだジェイレン・グリーンとジョナサン・クミンガの存在も忘れてはいけません。

高校時代はグリーンがESPNランキング1位、クミンガが4位にランクされた注目プレーヤー。ドラフト1位指名に十分に値するポテンシャルを秘めます。

Gリーグはまだ開幕していませんが、12月に開催されたGリーグプレーヤー相手の練習試合では、共に2試合連続で20得点以上を記録し、プロを相手に堂々たる活躍を披露。

1月にGリーグが公式戦を行い、そこで活躍をすることが出来れば、この2人も1位指名候補に名乗りを上げるはずです。

2021年のドラフトは"近年最高のドラフト"として、ずっと注目をしてきたドラフト。ここから評価を上げてくる選手も出てくるはずですので、まだまだ面白くなりそうです。

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