カレッジ注目チーム:全米準優勝の主力が残るノースカロライナ大

昨季のNCAAトーナメントで、第8シードから破竹の勢いで快進撃を続け、全米準優勝にまで駆け上がったノースカロライナ大(UNC)。

スターティング5の内、ブラディ・マネクを除く4人が残留し、ESPNによるプレシーズンランキングでは全米1位にランクされている。

有力転入生や新入生の加入もあり、戦力は昨季以上で、2年連続でのNCAAトーナメントFinal4進出も夢では無いだろう。


全米準優勝の主力4人が残留


2003年からチームを率いた名将、ロイ・ウィリアムスが2020-2021シーズンを持って勇退し、ヒューバート・デイビス体制で初めてのシーズンを迎えた昨季のUNC。

シーズン序盤はパデュー大、テネシー大に連敗を喫し、カンファレンスゲームに入ってもマイアミ大、ウェイクフォレスト大に2戦連続で20点差以上の大敗を喫する苦しい時期もあったが、シーズン終盤に調子を上げ、レギュラーシーズン最終戦では最大のライバルデューク大に圧勝。

NCAAトーナメントでも2回戦で第1シードのベイラー大を延長戦の末に振り切ると、破竹の勢いで決勝まで勝ち進んだ。

全米準優勝のスターティング5の内、アルマンド・ベイコット、リーキー・ブラック、ケイレブ・ラブ、RJ・デイビスの4人が今季も残留。

昨季得点とリバウンドで平均ダブルダブルを達成したビッグマンのベイコット、NCAAトーナメントで爆発的なスコアリング能力を見せたバックコートデュオのラブとデイビスがチームに残った事で、今季もチームは安定した強さを見せてくれるだろう。チーム1のウイングディフェンダーで、パッシングに優れるグルーガイのブラックが残留した事も心強い。

NCAAトーナメントでは、スターティング5偏重で勝ち上がったものの、ドントレズ・スタイルズ、パフ・ジョンソン(NBAで活躍するキャム・ジョンソンの弟)といった下級生も経験を積み、今季の躍進が期待される。

マネクの穴を埋める転入生


主力の大半が残留したとは言え、オフェンスでは得意なアウトサイドシュートで、ラブやデイビスがインサイドにアタックするスペースを作り出し、ディフェンスでは身体を張ったブルーカラーの仕事をこなしたマネクが抜けた穴は小さくない。

ノースウェスタン大からの転入生、ピート・ナンス(元NBAプレーヤー、ラリー・ナンスの息子で、ラリー・ナンスJrの弟)には、マネクの穴を埋める活躍が期待される。

ナンスは昨季ノースウェスタン大で平均14.6得点6.5リバウンド2.7アシストに加え、3PT成功率は45.2%を記録。

機動力も高く、チームにフィットすれば、マネクの穴を埋めるだけでなく、プラスαの活躍も期待出来そうだ。

即戦力の新入生も加入


3人の新入生が加入したUNCで、即戦力として活躍が予想されるのがガードのセス・トリンブル。

ESPNによる有望高校生ランキングでは学年46位にランクされ、ウィスコンシン州のゲーターレード賞も受賞した。今夏はU18USA代表メンバーにも選出され、アメリカ選手権でもプレー。UNCで活躍したJP・トコトの弟でもある。

身体能力の高いガードで、速攻やドライブから迫力満点のフィニッシュを。

フィジカルも屈強で、ディフェンスでの貢献も期待出来る。

ラブ、デイビスと全米屈指のバックコートを擁するUNCだが、2人とタイプの異なるトリンブルの加入で、チームは更に厚みを増すだろう。

2年連続のFINAL4へ

全米準優勝の主力の多くが残留し、実力派の転入生と新入生も加入。2年連続のFnal4進出、そして全米制覇の期待も高まる。

選手層を見れば、昨季のチーム以上だけれど、僕の勝手なイメージでは、昨季同様、チームが噛み合うまでには少々時間を要するんじゃないかなと。うん、根拠なんて無いただの予想なんですけどね。

とは言え、全米屈指のビッグマンであるベイコットのリバウンドでの安定感、ラブとデイビスの爆発的なスコアリング能力は間違いなく本物で、NCAAトーナメントには、また帳尻を合わせて来てくれるでしょう。


コメント

  1. Leaky Blackは、昨年シニアでしたが、残るんですね。渋くて好きな選手なので、有終の美を飾ってほしいです。

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    1. コロナ特例で5年目のプレーをする、俗にいう"Super Senior"の1人ですね。
      チーム1のウイングディフェンダーでパスセンスもある良いプレーヤーですよね。
      良い形でキャリアを終えてほしいです。

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