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NBAドラフト2026:そろそろ来年のドラフトの話をしよう

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2025年のドラフトも終わり、"来年のドラフト予習までがドラフト"という事で、今年も来年のドラフトネタを。と言っても単なる推してる子を押売りするだけですが... 今年はクーパー・フラッグという絶対的ドラ1候補がいたけれど、現時点で来年のドラフトには絶対的なドラ1候補は不在で ダリン・ピーターソン AJ・ディバンツァ キャメロン・ブーザー の3人がドラ1の有力候補と見られている。 ここで書いているプレーヤーはあくまで僕の推し、そしてアメリカ外のプレーヤーはカバー出来ていない事はご留意を。 身長はESPNのサイトに載っている身長を記載しますが、あくまで参考程度で。 所属は2025-2026シーズンの所属予定チーム。 例の如く徐々に追記していくスタイルです。 キャメロン・ブーザー(Cameron Boozer) 所属:デューク大 学年:フレッシュマン 出身:クリストファーコロンバスハイスクール(フロリダ州) 生年月日:2007年7月18日 ポジション:PF 身長:205.7cm ハイライト モダンビッグマンの理想形 元NBAオールスターのカルロス・ブーザーを父に持つPF、キャメロン・ブーザー。 現代的ビッグマンのお手本の様なオールラウンダーで、双子の兄弟のケイデン・ブーザーと共に父の母校デューク大へ。 U16アメリカ選手権、U17W杯でのMVP、2023年と2025年と2度のゲータレード賞受賞、Chipotoleナショナルズ優勝と高校生バスケットボールプレーヤーとして、史上No1と言える実績を残している。 堅実なインサイドプレー、スムースなアウトサイドシュート、屈強なドライブ、リバウンドからの正確無比なアウトレットパスとオフェンスでは何でもこなし、ディフェンスでもガードやウイングにも対応出来るフットワークが。 近年オールラウンドなスキルビッグは流行りだけれど、17歳時点でこれだけの完成度を誇る子は稀。特にパッシングは目を見張り、リバウンドからのアウトレットパスで速攻を演出する。 安定感も抜群で、カレッジでプレーの強度を更に上げる事が出来れば、タレント揃いのデューク大でもエースとして活躍する事が出来るだろう。 AJ・ディバンツァ(AJ Dybantsa) 所属:ブリガムヤング大 学年:フレッシュマン 出...

NBAドラフト2025:ドラフト随一のロマン枠、エース・ベイリー

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ドラフト前という事で駆け込みを。 今回はドラフト候補屈指のタフショットメイカーで、随一のロマン枠、ラトガース大のエース・ベイリーを。 シュートセレクションが悪く、フィジカルも弱く、タフショットを打ちがちで、近頃はワークアウトキャンセルでお騒がせがちな候補生ですが、彼の魅力には抗えない大器だ。 エース・ベイリー(Ace Bailey) 所属:ラトガース大 生年月日:2006年8月13日 ポジション:SF/PF 主な受賞歴:Third-team All-Big Ten (2025)/Big Ten All-Freshman Team (2025) スタッツ(2024-2025) GP MIN FG% 3P% FT% REB AST BLK STL PF TO PTS 30 33.4 46.0 34.6 69.2 7.2 1.3 1.3 1.0 2.8 2.0 17.6 コンバイン測定結果 身長(裸足) 指高 体重 ウイングスパン 垂直跳(助走無) 201.9 271.8 92.0 214.6 69.9 垂直跳(助走有) レーン アジリティ シャトルラン スプリント 最高到達点 87.6 10.97 2.78 3.12 359.4 ハイライト 高校時代から高い評価を受けるロマン枠 高校時代、ESPNからの評価でクーパー・フラッグに次ぐ学年2位という評価を得ていたエース・ベイリー。 当然、世代屈指のプレーヤーが選出されるマクドナルドオールアメリカンやHOOP SUMMITにも出場。 多くの強豪カレッジからリクルートを受けたベイリーだったが、進学先に選んだのは決してNCAAトーナメントの常連とは言えないラトガース大。ベイリーに続いて、同じく世代屈指のプレーヤーであるディラン・ハーパーもラトガース大にコミットした事で、同大は一躍全米から注目を集める事となった。 ちなみにベイリーの家族はバスケットボール一家。 父のリチャードはヒューストン大、母ラミカはウェストバージニア大でのプレー経験を持ち、伯母は元WNBAプレーヤーで1996年にはUSA代表として金メダルも受賞しているプレーヤーだ。 ハーパーと共に注目を集めるも 練習中の負傷で開幕戦には出遅れたベイリーだが、対モンマス大戦で17得点6リバウンドと上々のデビューを飾る。 安定感には欠けたもの...

NBAドラフト2025:世代屈指の大型ガード、ディラン・ハーパー

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気づけば6/25の1巡目ドラフトまで1週間を切っており... 。 今年もドラフトネタをサボりにサボっているのですが、最後の悪あがきに。  今回は上位指名の有力候補であるラトガース大のフレッシュマン、ディラン・ハーパーを。  往年のNBAスター、ロン・ハーパーを父に持ち、兄はNBAプレーヤーのロン・ハーパーJr。  生粋のサラブレッドであるハーパーは、ラトガース大でもフレッシュマンからエースとして活躍し、今年のドラフトで2位指名が有力視されている。 ディラン・ハーパー(Dylan Harper) 所属:ラトガース大 生年月日:2006年3月2日 ポジション:PG/SG 主な受賞歴:Third-team All-Big Ten (2025)/Big Ten All-Freshman Team (2025)/Morgan Wootten National Player of the Year (2024) スタッツ(2024-2025) GP MIN FG% 3P% FT% REB AST BLK STL PF TO PTS 29 32.6 48.4 33.3 75.0 4.6 4.0 0.6 1.4 1.9 2.1 19.2 コンバイン測定結果 身長(裸足) 指高 体重 ウイングスパン 垂直跳(助走無) 194.3 259.1 96.7 209.6 77.5 垂直跳(助走有) レーン アジリティ シャトルラン スプリント 最高到達点 92.7 11.07 3.05 3.16 351.8 ハイライト NBAファミリーのサラブレッド 高校時代から、ESPNランキングでclass of 2024で学年全体4位と高い評価を得て来た世代屈指の大型ガード、ディラン・ハーパー。 元NBAプレーヤーの父を持ち、兄も現役のNBAプレーヤーというNBAファミリーのサラブレッドだ。 高校時代には所属のドンボスコプレップをニュージャージー州の州大会決勝に導き、NBAプレーヤーの登竜門マクドナルドオールアメリカンではMVPを受賞。 また、高校最優秀選手賞の1つであるモーガン・ウッテン賞も受賞している。 無論、多くの強豪カレッジからリクルートを受けたハーパーは、兄の母校でもある地元ニュージャージー州のラトガース大に進学した。 大型ガード...