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マクドナルドオールアメリカン2017出場選手:ポイントガード編

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※Gリーグ入りしたジェイレン・グリーンに関しては こちら へ 近年のバスケットボールにおいて中心的な役割を占めるポジションとなったポイントガード。 フロアリーダーとしてだけでなく、スコアラーとしての役割も求められ、リバウンドを含めオールラウンドなタイプのプレーヤーが増えている。 昨年の高校バスケはオールラウンドなポイントガードが大豊作。 チノヒルズ高校をシーズン無敗に導き、今季UCLAの快進撃を支えるロンゾ・ボールやワシントン大のマーケル・フルツ、ノースカロライナ州立大のデニス・スミスJr、ケンタッキー大をリードするディアーロン・フォックス等大学でも多くの選手が1年目から活躍を見せている。 今季のポイントガード達は昨季のガード達と比較すると万能性やサイズでは劣るものの、好ポイントガード揃い。

セブンス・ウッズのカレッジ1年目の現状。

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脅威の14歳としてYoutubeで人気を博し、一世を風靡したセブンス・ウッズ。 14歳にしてド迫力のダンクを叩き込んでいた彼が初めてダンクに成功したのは何と11歳。 当時動画を見た者の多くは、若く将来性に溢れるウッズのプレーに魅了され、将来NBAでスーパースターとして君臨するウッズの明るい未来を夢見たものだった。 あれから月日が経ち、ウッズの現状を把握している日本のバスケットボールファンは決して多くないかもしれない。 2013年にウッズは14歳にして世代別アメリカ代表に選出。 チーム最年少ながら全試合にスターターとして出場し、U16アメリカ選手権の優勝に貢献した。 順風満帆なキャリアを送ると思われたウッズだったが、その後度重なる怪我に悩まされ、身長の伸びも止まってしまい、段々と評価を下げた。 学年のトップ選手では無くなってしまったものの、強豪ノースカロライナ大に進学。 今季からカレッジシーズンを過ごし始めた。

マクドナルドオールアメリカン2017出場選手:シューティングガード編

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私がNBAを見始めた2000年代初頭、NBAの主役はシューティングガードだった。 ワシントンウィザーズに復帰したマイケル・ジョーダン、2001年にMVPを獲得し、フィラデルフィア76ersをファイナルまで押し上げたアレン・アイバーソン、ロサンゼルスレイカーズで3ピートを達成したコービー・ブライアント、コービーのライバルだったトレイシー・マグレディー、希代のダンカービンス・カーターといった様にシューティングガードは最も豊富なタレントが揃い、当時のNBAの顔とも言えるポジションだった。 10年以上の月日が経ち、NBAのゲームスタイルが変わり、バスケットのポジションレス可が進んだ。 一昔前であったらシーティングガードと定義された様な選手達もポイントガードとしてプレーし、シューティングガードは少し地味なポジションへと変わった。 この学年でもシューティングガードは比較的目立つ選手はおらず。 昨年のNBAドラフトでは、オクラホマ大4年のシューティングガード、バディー・ヒールドがニューオリンズペリカンズから1巡目6位という好順位指名を受けた。 今年のシューティングガード達も大学での成長次第では大きく化けるかもしれない。

マクドナルドオールアメリカン2017出場選手:センター編

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先日発表された2017年のマクドナルドオールアメリカン出場選手。 彼らが2017-2018のカレッジシーズン、2018年のNBAドラフトの主役となることは間違いない。 今年の4年生であるclass of 2017は昨年のclass of 2016に続いて当たり年。 PGが豊作だった昨年と異なり今年はインサイドに好選手が揃う。 サイズと長いウイングスパンを持ちプロレベルでも重宝される素材が多く、2018年のNBAドラフトの予習としてもマクドナルドオールアメリカンは要チェック。

2017ドラフト1位指名候補のマーケル・フルツがキャリアハイの37得点。ワシントン大の連敗を止める。

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(pac-12.com) 近年多くの有望な人材をNBAに送り込むワシントン大。 昨年も1年生だった、マーキス・クリス(フェニックスサンズ)とデジョンテ・マレー(サンアントニオスパーズ)が揃って1巡目で指名を受けた。 今季もワシントン大にはNBA候補が在籍している。 ワシントン大のフレッシュマンPGのマーケル・フルツはシーズン開幕前から2017年のNBAドラフト1位指名候補に挙げられてきた。 1月18日の対コロラド大戦でフルツはキャリアハイの37得点を記録。 対カリフォルニア大戦、対スタンフォード大戦と2連敗中だったワシントン大は延長の末コロラド大に85-83で勝利。 フルツの活躍で連敗からの脱出に成功した。

ペニーことアンフェニー・ハーダウェイの愛弟子、チャンドラー・ローソン。

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兄弟揃っての活躍が目立つ昨今のアメリカバスケ界。 UCLAで活躍するロンゾ・ボールは3人兄弟の長男。弟のリアンジェロとラメロも高校バスケ界を席巻し、弟2人も兄と同じUCLAにコミット済。 ワシントン大にコミットしているマイケル・ポーターJrは、男子5人女子3人の8人兄弟の長男。こちらの次男ジョンティも、兄と同じくワシントン大にコミット。 アメリカ南東部のテネシー州の都市、メンフィスにも揃って活躍する兄弟がいる。 長男のK.Jと次男のデドリックは共にメンフィス大でプレー。次男のデドリックは今季終了後にNBA入りも望める素晴らしいスタッツを記録している。 三男のチャンドラー・ローソンはMemphis East高校でプレーする2年生(日本の高1)。 Memphis East高校のコーチは往年のNBAのスーパスター、“ペニー”ことアンフェニー・ハーダウェイがコーチを務める。 夏のAAUでもペニーのチームである“Team Penny”でプレーするローソンは正にペニーの愛弟子と呼べる選手だろう。

シーズン中盤でのウッデンアワード候補者トップ25が発表。フレッシュマン7名がランクイン。

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カレッジバスケで最も権威のある個人賞の1つウッデン賞。 カレッジバスケで最も活躍した選手に贈られるこの賞のシーズン中盤時点での有力候補者25名が発表された。 その内フレッシュマンからは7名がランクイン。 ここ3年は連続でシニアが受賞しており、過去にフレッシュマンにしてウッデンアワードを受賞したのはケヴィン・デュラント(テキサス大)、アンソニー・デイビス(ケンタッキー大)の2名のみ。 フレッシュマンの活躍が目立つ今季はデイビス以来となるフレッシュマンの受賞も十分に考えられる。