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高校バスケのオールスター戦マクドナルドオールアメリカン。マイケル・ポーターJrがMVPを獲得。

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アメリカ高校バスケのオールスター戦、マクドナルドオールアメリカン。 全米中の有望高校生から選び抜かれた24名がEast、Westの2チームに分かれ、高校生とは思えない華々しいプレーを披露します。 過去にはレブロン・ジェームズ、ケヴィン・デュラント等がMVPを獲得。 マクドナルドオールアメリカンに選出された選手の多くはその後カレッジで活躍し、NBA入りを果たしており、NBAへの登竜門とも呼べるイベントです。 試合はリバウンドでEASTを圧倒したWESTが後半に逆転し、109-107で勝利。 チームハイの17得点に加え8リバウンドを記録したマイケル・ポーターJrがMVPに選出されました。 WESTではUCLAコミットのジェイレン・ハンズが14得点、アリゾナ大コミットのディアンドレ・エイトンが8得点11リバウンド3スティールで勝利に貢献。 進学先未定のブランドン・マッコイも13得点7リバウンド4ブロック4スティールと存在感を放ちました。 EASTでは進学先未定のモハメド・バンバが17得点5リバウンド4ブロックでチームを牽引。 同じく進学先未定のケビン・ノックスも15得点の活躍を見せました。

ノースカロライナ大がケンタッキー大を破りFINAL4へ。伏兵ルーク・メイが勝利に導く。

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波乱続きのトーナメントの中で順当に勝ち上がった西地区1位のノースカロライナ大(UNC)と第2シードのケンタッキー大(UK)。 大学バスケ界屈指のタレントチームである両校ですが、ジャスティン・ジャクソン、ジョエル・ベリーⅡ、ケネディー・ミークス等上級生主体のUNCとディアーロン・フォックス、マリック・モンク、バム・アデバヨ等フレッシュマン主体のUKとチーム構成は大きく異なります。 試合開始からUNCが優位に試合を運びましたが、後半に入るとUKがジワジワと詰め寄り逆転。 残り5分10秒にはアイザック・ハンフリーズがディアーロン・フォックスからのアシストを受けジャンパーを沈め59-64でUKが5点リード。 窮地に立たされたUNCですがそこから12-0のスパート。 残り54秒には71-64とUNCのリードとなり、ここで勝負ありかと思われましたが、UKはまだまだ諦めず。 ディアーロン・フォックスとマリック・モンクが3PTを沈め猛追。 残り7.4秒にはアイザイア・ブリスコーからのアシストでマリック・モンクがまたも3PTを沈め、73-73の同点。 UNCボールで試合を決める最後のボールを託されたのは主力メンバーではなく、ベンチ出場のルーク・メイ。 ティオ・ピンソンがバックコートからドリブルでボールを運びディフェンスを引き付けると左のエルボー付近でルーク・メイがボールを受けジャンパーを放ちます。 このジャンパーが残り0.3秒で決まり、激戦に終止符が打たれました。 昨年、NCAAトーナメント決勝でヴィラノバ大のクリス・ジェンキンスのブザービターで涙を飲んだUNC。 今年は伏兵ルーク・メイの決勝シュートでFINAL4進出。 昨年の雪辱を果たし、NCAAトーナメント制覇を果たすべく、再度FINAL4の舞台に勝ち上がりました。

ゴンザガ大がゼイビア大に快勝。同校史上初のFINAL4進出。八村塁もNCAAトーナメント初得点を記録。

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西地区第1シードでNCAAトーナメントに進出しているゴンザガ大。 着実に勝利を重ね同行最高記録タイのELITEに進出。 同校史上初のFINAL4をかけて第11シードのゼイビア大と対戦。 ゼイビア大は下位シードながら第2シードのアリゾナ大を試合終盤に逆転し、ELITE8に勝ち進んだ勢いのあるチームです。 この日のゴンザガ大は外角シュートが好調。 3PT成功率が12/24で50%。 エースのナイジェル・ウィリアム-ゴスは3PT4/7で23得点を記録。 ディフェンスではゼイビア大のFG成功率を35.5%に抑え込み、ゼイビア大オフェンスをシャットアウト。 前半で2桁リードを奪うと後半更にリードを広げ、83-59で快勝し、ゴンザガ大史上初のFINAL4進出を果たしました。 またこの試合で試合終盤に出場時間を得た八村塁。 試合時間残り40秒に24秒のブザーぎりぎりで放った3PTシュートを成功さえ、NCAAトーナメント初得点。 日本人のNCAAトーナメント初得点の快挙は3PTによって達成されました。

UCLAがケンタッキー大に敗れる。ロンゾ・ボールはアーリーエントリーへ。

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南地区第3シードでNCAAトーナメントに出場しているUCLA。 昨季はNCAAトーナメント進出を逃したUCLAでしたが、今季加入のフレッシュマン、ロンゾ・ボールとT.J・リーフの活躍もあり、今シーズンは快調に勝ち星を重ね、上位シードでのNCAAトーナメント出場を果たしました。 UCLAはELITE8進出をかけてケンタッキー大(UK)と対戦。 UKはディアーロン・フォックス、マリック・モンク、バム・アデバヨとフレッシュマン主体のチーム。 レギュラーシーズン序盤に行われた同カードでは97-92のハイスコアリングゲームの末にUCLAが勝利していました。 この試合ではUKのフレッシュマンガード、ディアーロン・フォックスが躍動。 ドライブでUCLAディフェンスを切り裂き、39得点を記録。 同じくUKのフレッシュマンウイング、マリック・モンクも21得点を記録し、UCLAディフェンスを粉砕しました。 一方のUCLAはUKの激しいディフェンスを攻略できず。 FG成功率こそ52.7%と高い数字を記録しましたが、TOがUKの6本に対して13本とミスも目立ち、勢いに乗ることは出来ませんでした。 シーズン平均90得点を超えるUCLAを抑え込んだUKが86-75で勝利し、ELITE8進出を果たしました。 UCLAのロンゾ・ボールは試合後にNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明したと伝えられています。

ドラフト1位指名候補のマーケル・フルツがアーリーエントリーを表明。

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2017年のNBAドラフトで1位指名の有力候補となっているワシントン大のポイントガード、マーケル・フルツ。 大学1年目にして平均23.2得点5.7リバウンド5.9アシスト1.6スティール1.2ブロックと驚異のスタッツを叩き出す活躍を見せました。 フルツの孤軍奮闘も虚しくワシントン大は9勝22敗と大きく負け越し。 シーズン終盤の8試合の内6試合を膝の故障で欠場。 フルツを欠いたワシントン大はカンファレンストーナメントの初戦でUSCに敗戦し、あっさりとシーズン終了。 ヘッドコーチのロレンゾ・ロマーは成績不振により、ヘッドコーチを解雇されました。 シーズン終了後のアーリーエントリーが確実視されたフルツは予想通りアーリーエントリーを表明。 フルツの大学バスケのキャリアは1年で終わることとなりそうです。

NCAAトーナメント開幕。八村塁が日本人史上初のNCAAトーナメント進出を果たす。

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現地3月14日に2017年のNCAAトーナメントが開幕。 レギュラーシーズンで好成績を残した68チームにより、今年の大学バスケNO1を決める争いが繰り広げられます。 アメリカ国内での注目度はNBA以上に高く、その熱狂ぶりは"March Madness(3月の狂乱)"と呼ばれるほど。 友人間でもトーナメントの勝ち上がりを予想する賭けがよく行われます。 日本人選手八村塁の所属するゴンザガ大もレギュラーシーズンを1敗で乗り切り、カンファレンストーナメントも優勝。 トーナメント全4地区の内西地区の第1シードを獲得。 ゴンザガ大は初戦では第16シードのサウスダコタ州立大と対戦し66-46で勝利。 八村も試合終了間際にコートに立ち、日本人初のNCAAトーナメント出場を達成した。 ゴンザガ大は次戦で第8シードのノースウェスタン大と対戦します。

ワシントン大がヘッドコーチを解雇。マイケル・ポーターJrの進学先は白紙に。

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2002年から15年に渡りワシントン大のヘッドコーチを務めてきたロレンゾ・ロマーが今シーズンを持って解雇されました。 ロマーは15年のワシントン大でのキャリアの中で298勝195敗の成績を記録。 ネイト・ロビンソン、ブランドン・ロイ、アイザイア・トーマス等多数のNBA選手を育て上げ、6度のNCAAトーナメント出場を達成。 昨年はマーキス・クリスとデジョンテ・マレーの2人がドラフト1巡目でNBA入り。 今季もドラフト上位指名候補のマーケル・フルツを擁しながらシーズン成績は9勝22敗と低迷。 優秀な選手を獲得しながら、6年連続でNCAAトーナメント出場を逃したことを受け、解雇となりました。