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class of 2018: AAUシーズンで気になった選手達。

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class of 2018は今年最上級生になる学年。 カレッジのコーチが集まるAAUは、強豪大学からのオファーを勝ち取る為の最高のアピールの場。 多くの選手が気迫あふれるプレーを披露し、それまで知らなかった選手の活躍が目に留まることが良くあります。 今年のAAUを見ていて気になった選手のまとめ。 AdidasやUnder Armourのリーグでプレーする選手も書きたかったのですが、あまり見ていなかったため書けず・・・ 結局EYBLの選手のみになってしまいました。 皆さんのおすすめも是非ご紹介下さい。

アメリカ高校バスケ界で活躍を見せる中国人選手。

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アジアのバスケットボールを常にリードしてきた中国。 アジア人初のNBAプレーヤーも2001年にダラスマーベリックスに加入した中国人のワン・ジジ。(ドラフトは1999年) 2002年にはNBAドラフトでは中国出身のヤオ・ミンが全体1位指名でヒューストン・ロケッツに入団。 オールスターにも8度選出され、NBA史に残る活躍を残しました。 現在NBAでプレーしている中国人選手はいませんが、アメリカ高校バスケ界で活躍する選手は複数おり、将来NBA入りを果たす可能性もあるかもしれません。

class of 2018:マービン・バグリーのAAUやら兄弟の話。

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NIKE EYBL LA Most Valuable Player: Marvin Bagley III READ: https://t.co/8oEQTExK7i pic.twitter.com/kYKsI4y1Cq — D1 Circuit (@D1Circuit) 2017年6月2日 押しも押されぬclass of 2018の学年NO1選手、マービン・バグリー。 この夏のAAUシーズンはNike Phamilyに所属し、EYBLに参戦。 チームは2勝14敗と大きく負け越したものの、バグリーは支配的な活躍を続け、1試合平均25.8得点14.9リバウンド3.1ブロックを記録。 LAで行われたレギュラーシーズンの最終セッションではMVPも獲得しました。 既にNBA入りは確実で将来のスーパスターとも目されているバグリー。 昨季はカリフォルニア州大会で思うような成績を残すことが出来ませんでしたが、高校バスケ最後のシーズンとなる来季はバグリーの活躍でチームを勝利に導いてくれるでしょう。 また、同じカリフォルニア州内には、今夏メキメキと頭角を現した同学年のボル・ボルもおり、将来のNBA候補のマッチアップを見ることが出来るでしょう。

NBAドラフト2017:コンバインの勝者ドノヴァン・ミッチェル。

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毎年ドラフト前のコンバインの結果で選手達の評価は大きく上下。 そのため、上位指名候補の選手の多くは評価が下がることを恐れ、コンバインを回避する傾向にあります。 今年のコンバインで優れた結果を残し、評価を上げた選手の1人がルイビル大出身のドノヴァン・ミッチェル。 コンバインで好成績を残し、ドラフト予想ではロッタリー指名まで評価を上げました。 ちなみにミッチェルは日本人選手シェーファー アヴィ幸樹が昨季在籍していた強豪校、ブリュースターアカデミーの出身選手でもあります。

NBAドラフト2017:無難なイチオシ。学年屈指のエリート、ジェイソン・テイタム。

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1位指名が濃厚なマーケル・フルツを除いて、上位8名辺りまでは甲乙のつけ難い選手が並ぶ今年のドラフト。 その中でのイチオシはデューク大出身のSFジェイソン・テイタム。高校時代には世代別アメリカ代表の常連で、世界選手権優勝にも貢献。ゲータレード選出の2016年高校最優秀選手にも選出されたエリートプレーヤーです。 "ミッドレンジマスター" と呼ばれ、多彩なステップワークから高難度なジャンパーを高確率で沈めてきます。 身体的にも恵まれており、フィジカルコンタクトにも強く、ドライブの破壊力も抜群。 得点効率の高いタイプの選手ではありませんが、NBAレベルでもある程度の得点が期待できます。

NBAドラフト2017:マリック・モンクはそこまで小さくないかもしれないという話

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PGが豊作と言われる今年のドラフトの中で、NO1のSGはケンタッキー大(UK)出身のマリック・モンクで間違いないでしょう。 爆発的な身体能力と多彩なスキルを武器に得点を量産。 2016年12月17日の対ノースカロライナ大戦では強豪相手に1人で47得点を叩き出し、チームの勝利に貢献。 大学バスケ界最高のSGに贈られるジェリー・ウェスト賞も受賞。 有望なフレッシュマンが揃うUKの中で開幕前は3番手の選手と予想されていましたが、エースとして堂々たる活躍を見せました。 素晴らしい実績を持つモンクですが、ドラフト候補として考えた時の懸念は身長。 彼の身長は靴込でも190センチ程しかありません。 また、UK公式の身体測定の結果ではウイングスパンやスタンディングリーチも過去の結果よりも寂しい数字が出ており、その点は大きな不安要素となっていました。 しかし、UK出身者の多くは今年のコンバインの身体測定でUK公式の測定結果よりも優れた数字を記録。 モンクはコンバインに参加していませんが、モンクの数字もUK公式の結果よりも良い可能性が高くなりました。

2018年ドラフト上位候補のモハメド・バンバがテキサス大にコミット。

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It's a GREAT morning in Austin! It's OFFICIAL. Welcome to the #TexasFamily Mo Bamba!! #HookEm pic.twitter.com/9ee4Mk29pf — Texas Basketball (@TexasMBB) 2017年5月18日 class of 2017のセンター、モハメド・バンバ。 傑出したウイングスパンと機動力の高さで学年1のディフェンシブセンターの評価を受け、2018年のNBAドラフトでも上位指名が有力視される逸材。 進学先としてはケンタッキー大、デューク大などが有力候補と見られていましたが、バンバが選んだのはテキサス大。 テキサス大は上記2校程のタレントは揃っていませんが、同学年でU-18アメリカ代表として共にアメリカ大陸選手権を戦ったPGのマット・コールマンも一足先にコミット。 ちなみにこの時のU18アメリカ代表のHCはテキサス大のHCのシャカ・スマート氏でした。 バンバの加入が決定し、優秀なPGとCのラインが完成し、今季のテキサス大は昨季以上に期待が出来そうです。