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デューク大のクーパー・フラッグがACCの新人得点記録を更新

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デューク大のフレッシュマンウイング、クーパー・フラッグ。 今年のNBAドラフトで1位指名の最有力候補と見られるフラッグが、現地1月11日の対ノートル大戦で大記録を達成した。 試合開始から立て続けに3PTを決めたフラッグは、試合を通じて高確率にシュートを決め続け、カレッジでのキャリアハイを大幅に更新する42得点を記録。 フラッグの活躍でデューク大が86-78で勝利をおさめた。 フラッグの42得点はボストンカレッジのオリビエ・ハンランが2013年に記録した41得点を超え、ACCの男子1年生による1試合最多得点記録更新となった。 ACCはデューク大、ノースカロライナ大、バージニア大など、強豪ひしめくNCAAディビジョン1屈指の強豪カンファレンスの1つ。 マイケル・ジョーダン、グラント・ヒル、ティム・ダンカン、クリス・ポールといったレジェンドプレーヤーもACCの出身だ。 大記録の達成により、フラッグに向けられる注目は更に高まっていくだろう。 COOPER FLAGG 40-PIECE ‼️ He sets the ACC men's basketball single-game scoring record by a freshman in the win over Notre Dame 💪 pic.twitter.com/y8LmCslwt3 — ESPN (@espn) January 11, 2025 ACCの新人記録を更新する42得点 デューク大のビッグマン、カマン・マルアチを警戒し、ノートルダム大のディフェンスが収縮する中、フラッグは立ち上がりから快調に3本の3PTを成功。 フラッグは自身の得点だけでなく、ディフェンスが寄ればマルアチやシューター陣にアシストを供給。この試合でフラッグは42得点に合わせてキャリアハイタイの7アシストを記録している。 後半に入ってもノートルダム大はマルアチを警戒し、フラッグにディフェンスを集中させる事が出来ず。 フラッグはアグレッシブに攻め続け、FG11/14、3PT4/6、FT16/17という超高確率でシュートを沈め、カンファレンス記録を更新する42得点を叩き出した。 ノートルダム大ディフェンスを引き付けた影の立役者マルアチも19得点10リバウンドでダブルダブルを達成している。 カンファレンスゲー...

レブロン次男、ブライス・ジェームズがアリゾナ大にコミット

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NBAのスタープレーヤー、レブロン・ジェームズの次男、ブライス・ジェームズ。 今年高校の最上級生のclass of 2025であるブライスは自身のInstagramでアリゾナ大への進学を明らかにした。 ブライスはアリゾナ大の他にもデュケイン大、オハイオステイト大からのオファーを受けており、兄の母校であるUSCにも訪問をしていた。 Breaking: Bryce James has committed to Arizona, he announced on social media. pic.twitter.com/5FWz0cViOm — ESPN (@espn) January 1, 2025 強豪アリゾナ大へ ブライス・ジェームズ(Bryce James) ESPNランキング:ランク外(4つ星) 所属:シエラキャニオンスクール(カリフォルニア州) 生年月日:2007年6月14日 ポジション:SG 身長:193cm ハイライト レブロン・ジェームズの次男、ブライス・ジェームズ。 身長193cmのSGで、今年NBA入りした長男のブロニー同様、カリフォルニア州のシエラキャニオンスクールに在籍。 父譲りの高い身体能力とシャープなアウトサイドシュートが魅力で、今夏のU17W杯のUSA代表候補合宿にも招聘された。 兄ブロニーはシエラキャニオン入学時から完成度が高く、新入生からチームの主力の一角として活躍していたが、ブライスはまだまだこれからの伸びしろに期待のプレーヤー。 ブロニーがESPNランキングで全米20位と高い評価を受けていたのに対し、ブライスはランキング圏外だ。(それでも4つ星と高い評価は受けている事は間違いないが) 進学先のアリゾナ大は強豪カンファレンスであるBig 12に所属する名門校。昨年のNCAAトーナメントでもSWEET16に進出している。 チームを率いるのは2021年にHCに就任し、4シーズン目を迎えているトミー・ロイド。2001年から2021年まではゴンザガ大でアシスタントコーチを務め、インターナショナルのリクルートに強く、八村塁を同大にリクルートした人物として知られる。 全米屈指の人気校であるアリゾナ大には例年有望な新入生が入学し、2024年にもESPNランキングの上位100人から2人が入学。ブライスと同じ2025...

高校No1プレーヤーのAJ・ディバンツァはブリガムヤング大へ

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ユタプレップに所属するウイングプレーヤー、AJ・ディバンツァ。 公称205.7cmの身長と卓越したオフェンススキルを擁し、2025年に高校を卒業するclass of 2025の中でNo1の評価を受ける、世代トッププレーヤーだ。 当然の如く多くの強豪カレッジから受けたディバンツァの進学先候補として、アラバマ大、ブリガムヤング大、カンザス大、ノースカロライナ大の4校が残された。 進路に注目が集まる中、ディバンツァは現地12月10日にESPNの番組、"First Take"内で進路を公表。ブリガムヤング大への進学を明らかとした。 進路の公表は12月10日となったが、ディバンツァは既に11月の時点で同大入学への書類提出を済ませていた様だ。 WELCOME TO THE Y. pic.twitter.com/sxVWlnw1PX — BYU Men's Basketball (@BYUMBB) December 10, 2024 AJ・ディバンツァ(AJ Dybantsa) 進学先:ブリガムヤング大 学年:class of 2025 出身:ユタプレップアカデミー(ユタ州) 生年月日:2007年1月29日 ポジション:SF/PF 身長:205.7cm ハイライト 世代屈指のオールラウンダー 下級生の頃より世代屈指のプレーヤーとして注目を浴びて来たAJ・ディバンツァ。 当初は2026年に高校を卒業するclass of 2026のプレーヤーだったが、class of 2025に卒業を早めてなお、学年No1プレーヤーと評される。 チームUSAの一員として今夏のU17W杯に出場し、14.1得点3.9リバウンド4.1アシスト1.6スティールを記録。攻守に渡るオールラウンドなプレーでチームの世界制覇に貢献し、自身も大会ベスト5に選出された。 ディバンツァは自身のプレースタイルをT-MACとSGAのミックスと評している。 そんな彼の最大の魅力はオールラウンドなオフェンススキルだろう。 切れ味鋭いジャブステップからダイナミックなドライブを繰り出し、力強く多彩なステップワークでフィニッシュに持ち込む。アウトサイドシュートも高精度で、巧みなハンドリングからいとも容易くNBAレンジからプルアップ3PTを沈める、高校屈指のタフショットメ...

今更ながらにクーパー・フラッグの話

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2025年NBAドラフトのドラ1有力候補であるデューク大のフレッシュマン、クーパー・フラッグ。 その名はNBAファンを中心に日本でも知られる様になってきている。 既に彼を取り上げた動画や、記事も少なくないが、改めてクーパー・フラッグのここまでの歩みのまとめを。 クーパー・フラッグ(Cooper Flagg) 所属:デューク大 学年:フレッシュマン 出身:モントバードアカデミー(フロリダ州) 生年月日:2006年12月21日 ポジション:SF/PF 身長:205.7cm ハイライト U17W杯の活躍でその名を世界に轟かせる 地元メイン州のノコミスリージョナルハイスクールに入学したフラッグは、フレッシュマンながら平均20.5 得点 10.0 リバウンド6.2 アシスト3.7 スティール 3.7 ブロックの活躍でチームを2022年のメイン州Class Aの州大会で州チャンピオンに導き、自身もメイン州のゲータレード賞を受賞。 フレッシュマンでメイン州のゲータレード賞を受賞したのは史上初の快挙だった。 シーズン終了後の夏、当時15歳だったフラッグはU17W杯のUSA代表メンバーに選出。自身より年長のプレーヤー達を相手に平均9.3得点10.0リバウンド1.9アシスト2.4スティール2.9ブロックを記録し、15歳ながらに大会ベスト5の1人に選出された。 ハンドリングやシューティングスキルにはまだ粗さが目立ったものの、ディフェンスでは年長者を相手に一歩も引かないハードワークを見せ、チームの世界制覇に貢献。その活躍ぶりは大会終了後にFIBAが公式YouTubeアカウントにフラッグ個人のハイライトをアップロードする程であった。 この大会での活躍により、フラッグは未来の有望株として世界中に知られるプレーヤーとなった。 名門モントバードアカデミーへ 高校2年目を迎えたフラッグは地元のノコミスリージョナルハイスクールから、フロリダ州のモントバードアカデミーへ転校。 モントバードアカデミーは、ディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズ、RJ・バレット、スコッティ・バーンズ、ケイド・カニングハム等、多くのスター候補をNBAに輩出している全米屈指の名門校だ。 2022-2023シーズンのチームにもKJ・エバンス、ショーン・スチュワート等、世代トップレベルのプ...

カーメロ・アンソニーの息子、カイヤン・アンソニーは父の母校へ

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元NBAスタープレーヤーであるカーメロ・アンソニーの息子、カイヤン・アンソニー。 ESPNによる高校生プレーヤーランキングでは、2025年に高校を卒業するclass of 2025の中で全米36位と高い評価を受けるSGだ。 進学先の最終候補としてシラキュース大、オーバーン大、USCの3校を挙げていたアンソニーだったが、父カーメロ・アンソニーの番組、"7PM in Brooklyn"の中で進学先を発表。 父の母校であるシラキュース大に進学する事を明らかにした。 𝓞𝓯𝓯𝓲𝓬𝓲𝓪𝓵𝓵𝔂 𝓞𝓻𝓪𝓷𝓰𝓮 ✍️ Welcome to the #CuseFamily , @kiyananthony ! 🍊 pic.twitter.com/0zCMTiQSpc — Syracuse Men’s Basketball (@Cuse_MBB) November 15, 2024 父の母校シラキュース大へ カイヤン・アンソニー ESPNランキング:36位 所属:ロングアイランドルスランハイスクール(ニューヨーク州) 生年月日:2007年3月7日 ポジション:SG 身長:195.6cm ハイライト 元NBAプレーヤーのカーメロ・アンソニーを父に持ち、下級生の頃から注目を浴びて来たカイヤン・アンソニー。 身長は195.6cmと父のカーメロより1回り小さく、爆発的な身体能力も無いが、スムースでレンジの広いアウトサイドシュート、巧みなステップワークで得点を量産するスコアラー。 学年が上がるに連れ、フィジカル、スキル共に順調に成長を見せ、スムースなシューティングを武器に世代屈指のSGの1人として高い評価を得ている。 昨季からは全米屈指の強豪校であるロングアイランドルスランハイスクールでプレーし、ローテションプレーヤーの1人として活躍を見せた。 ロングアイランドルスランは全米屈指の強豪14校によるリーグ、" EYBL Scholastic"に所属しており、今季のアンソニーには全米屈指の強豪達を相手にエースとして渡り合う事が期待される。 高い評価を得るアンソニーは20校以上のカレッジからオファーを受け、その中から父の母校であるシラキュース大を進学先に選んだ。 シラキュース大は、ノースカロラ...

カルロス・ブーザーの息子、ブーザーツインズはデューク大へ

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NBAで2度のオールスターに輝いたカルロス・ブーザーの双子の息子、キャメロン・ブーザーとケイデン・ブーザー。 オールラウンドなインサイドプレーヤーのキャメロン、攻守に優れる2wayのコンボガードのケイデンとサイズ、プレースタイルは大きく異なるが、共に世代屈指のプレーヤーとして下級生の頃から活躍を見せて来た。 兼ねてから進路に注目が集まっていたブーザーツインズが遂に進路を公表。 進学先の最終候補として地元マイアミ大と父の母校デューク大が残る中、ブーザーツインズは大方の予想通りデューク大への進学を公表した。 Breaking: Cameron and Cayden Boozer have announced their commitment to play college basketball at Duke. Cameron and Cayden, No. 2 and No. 17 on ESPN's Top 100 for the class of 2025, are the twin sons of former NBA All-Star Carlos Boozer, who also played at Duke 👀 @SCNext pic.twitter.com/iVBGGo1cSC — NBA on ESPN (@ESPNNBA) October 11, 2024 父の母校デューク大へ キャメロン・ブーザー ESPNランキング:2位 生年月日:2007年7月18日 ポジション:PF 身長:205.7cm ハイライト ケイデン・ブーザー ESPNランキング:17位 生年月日:2007年7月18日 ポジション:PG 身長:193cm ハイライト カルロス・ブーザーの双子の息子、キャメロン・ブーザーとケイデン・ブーザー、通商ブーザーツインズはフロリダのクリストファーコロンバスハイスクールに通い、今年高校の最上級生となったclass of 2025のプレーヤー。 フレッシュマンのシーズンから目下フロリダ州大会3連覇中で元NBAプレーヤーを父に持つNBA2世としてだけでなく、その実力で全米に名前を轟かせている。 共に世代トップレベルのプレーヤーとしてU16、U17USA代表に選出されており、今夏のU17W杯でもUSA代表の世界制...

ブーザー対ディバンツァ、高校トッププレーヤーの対戦はブーザー擁するコロンバスに軍配が上がる

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今年の高校最上級生であるclass of 2025。 ESPNによる評価でclass of 2025のNo1プレーヤーにランクされるAJ・ディバンツァ擁するユタプレップと2位にランクされるキャメロン・ブーザー擁するコロンバスハイスクールがプレシーズントーナメントのAVANCE at L'ATTITUDE BASKETBALL CLASSICの決勝で対戦した。 ディバンツァとキャメロンはチームメイトとしてU17W杯でUSAを世界制覇に導いたチームメイト。また、ユタプレップのJJ・マンダクイット、コロンバスのケイデン・ブーザー(キャメロンの双子の兄弟)もU17W杯でUSAの主力として活躍したプレーヤー。 全米屈指のタレント擁する両校の対戦は、今季の男子高校バスケの行方を占う上でも重要な一戦だろう。 ※身長はESPN記載の数字を ブーザーツインズの活躍でコロンバスが快勝 全米有数のタレント校同士の対決は、試合開始早々から両校が次々と得点を重ねるハイペースな試合に。 ユタプレップは身長205.7cmの大型ウイングであるAJ・ディバンツァがサイズを利して、コロンバスのガード、ウイングのタイトなディフェンスの上から次々とタフショットを沈める。 対するコロンバスは身長205.7cm体重111.6kgと屈強なフィジカルを誇るPFのキャメロンがリバウンドからのアウトレットパス、ボールプッシュでアップテンポなオフェンスを演出。双子の相棒ケイデンをはじめ、身体能力に優れるプレーヤーが揃い、速攻から得点を重ねた。 2クオーター終了間際にユタプレップのJJ・マンダクイットが巧みなステップからレイアップを沈め、42-41でコロンバスが1点リードと8分クオーター制の高校バスケとしてはハイスコアな展開で前半を終える。 試合が動いたのは第3クオーター。 ディバンツァのアウトサイドシュートの精度が落ち、得点が伸び悩むユタプレップに対し、サイズと身体能力を兼ね備えるコロンバスはキャメロンのリバウンドを起点にトランジションから安定して得点。 ユタプレップはディバンツァの1対1に活路を見出そうとするが、1対1に意識が集中するあまりに視野が狭まり、スティールを奪われダンクを叩き込まれる場面も。 安定して得点を重ねたコロンバスが65-54と2桁リードを築き、ラストクオーターに入った。 ...