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テーブス流河がNCAAディビジョン1のボストンカレッジにコミット

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日本バスケットボール界にとっても嬉しいニュースが。 ボストンのニューマンスクールでプレーするテーブス流河君がボストンカレッジにコミット。 ボストンカレッジはデューク大、ノースカロライナ大(UNC)といった日本でも知名度の高い強豪校がひしめくACC(Atlantic Coast Conference)に在籍しており、カレッジでは、テーブス君がNBA候補生達と対戦する姿が見られるだろう。 ちなみに、テーブス君はclass of 2024(2024年に高校卒業予定)なので、カレッジへの進学は来年の見込。 Congratulations to Magic and Newman 6’1 2024 Luka Toews on his commitment to Boston College! Luka is the 4th commitment in the Magic class of 2024 and also the 4th to commit to play D1 basketball! #MagicFamily 🔵⚪️⚫️ #GoEagles 🦅 pic.twitter.com/6tnbVOg4RK — Middlesex Magic (@MiddlesexMagic) July 16, 2023 多数のD1校からのオファーを獲得 渡米当初は兄もプレーしていたノースフィールドマウントハーモンスクールでプレーしていたテーブス君だが、コーチの退任に伴い、昨季からはニューマンスクールでプレーし、AAUではアンダーアーマー主催のリーグに所属するミドルセックスマジックに在籍。 その活躍により、高校生プレーヤーのランキングサイト大手の1つ、 247Sports からの評価ではPGとして同学年の全米26位と高い評価を得ている。 また、カレッジのリクルート情報などを扱うサイト、 Verbal Commits によれば、今回コミットしたボストンカレッジ以外でもロードアイランド大、ロヨラ大シカゴ等、合計10校からオファーを受けていたとされる。 現在は同学年のPGで全米26位という評価だが、来るシーズンの活躍次第では、その評価は更に上がりそうだ。 強豪ACCに所属するボストンカレッジ テーブス君がコミットしたボストンカレッジは、全米屈指の強豪

ちょっと先の話。今から覚えておいてほしい次代のスター候補。

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タイトル通り、ちょっと未来のお話。 class of 2025、class of 2026に中々に有望なオールラウンダーが揃っているので、是非今から抑えておいてほしいなと。 サイズがあり、攻守に支配力を見せる彼等の台頭は"新時代"の到来を予感させる。 ちなみに高校バスケファン的な"class of ~"は高校を卒業する年を意味し、NBAドラフトにエントリーが可能な年では無いのでご了承を。(現行の ドラフトルールでは、年齢以外にも高校卒業後1年経過という要項有り) クーパー・フラッグ 所属:モントバードアカデミー(フロリダ州) 学年:class of 2025 生年月日:2006年12月21日 ポジション:SF/PF ハイライト Z世代のアンドレイ・キリレンコ 全米屈指の強豪、モントバードアカデミーでプレーするクーパー・フラッグ。 未来のNBA候補ひしめくモントバードアカデミーの中で、下級生ながらに看板プレーヤーの1人としてチームを牽引した。 昨年のU17ワールドカップでは、15歳にして平均9.3得点10リバウンド2.4スティール2.9ブロックという驚異的な数字を叩き出し、大会ベスト5に選出された。 そのディフェンス力は既に学年を問わず高校No1と呼んで過言では無いレベルに有り、機動力とサイズで全てのポジションをカバー。長い腕を槍の様に伸ばし、カバーポジションからスティールをもぎ取り、ブロックショットを叩き出す。 身体的な資質も去ることながら、常軌を逸した程にしつこく激しいプレーは圧巻だ。 今夏のAAUシーズンでは、トップカテゴリーから1つ下のE16カテゴリーでプレーし、スコアリングに特化。ハンドリングやハーフコートでのスコアリングスキルは発展途上だが、オープンコートではサイズと身体能力で理不尽なまでの決定力を見せた。 スコアリングスキルに磨きを掛けているが、オフェンスではスコアラーというより、ゲームメイクもこなすセカンドハンドラー向き。パスの視野は有るので、ハンドリングスキルとアウトサイドシュートの成長に期待したい。腕が長すぎる故、ちょっとハンドリングには危なっかしさを感じるので。 デイビッド・ロビンソン以来となるクアドラプルダブルを達成するのはクーパー・フラッグかもしれない。

NBAドラフト2024:そろそろ来年のドラフトの話をしよう

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さて、"来年のドラフト予習をするまでがドラフト"っということで、2023年のドラフトも終わったので、そろそろ来年のドラフトの話を始める頃でしょう。 と言っても、2024年のドラフト候補になりそうな子から、僕が推す子を押売りするだけだけれど。 来年のドラフト候補は"小粒"なんて声も聞かれるけれど、今の時点でのスケールではなくて、重要なのはNBA入り後どんなプレーヤーになるかという事なので、今からそんな事気にしていても面白くないよね。 所属については、現時点での来季の所属先を。 例の如く徐々に追記していくスタイルで、7月中に10~15人位書いておきたいなと。 マタス・ブゼリス 所属:Gリーグイグナイト 生年月日:2004年10月13日 ポジション:SF/PG 出身:サンライズクリスチャンアカデミー(カンザス州) 主な受賞歴:McDonald's All-American (2023)/Nike Hoop Summit (2022) ハイライト ESPNの1位予想を受けたオールラウンダー ESPNによるドラフト予想でも1位指名を予想を受けた、リトアニア系オールラウンダーのマタス・ブゼリス。 今季はケネディ・チャンドラーやケンダル・ブラウンを輩出した高校バスケの屈指の強豪校、サンライズクリスチャンアカデミーでプレーしている。 ロスター登録身長6フィート11インチ(210.8cm)の長身ながら、"ガード"とも呼ばれる程スキルフルなプレーヤーで、シューティング、ハンドリング、パッシングと3拍子揃って高いレベルのオフェンススキルを有している。 そのサイズを利して、ディフェンスでも大きな存在感を見せる。 クリエイティブというよりも堅実寄りのプレーヤーで、"大型ガード"と評される事もあるがオールラウンドウイングの延長線上にいるプレーヤーという印象。 アウトサイドシュートを得意としており、サイズも有るので、器用な3&Dの方向性でも重宝されそうだ。 華奢なフィジカルは懸念だけれど、それを除けばこれと言った弱点は無し。 順調に成長すれば、全盛期のゴードン・ヘイワードの様なプレーヤーになれる逸材だ。 高校卒業後はカレッジをスキップし、Gリーグイ

NBAドラフト2023:華やかなコンボガード、ニック・スミスJr

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ドラフトを目前に控え、"March Madness"公式YouTubeアカウントが怒涛のハイライトアップロードラッシュを仕掛けて来てまして。 ここまで公式系のハイライトが出ていなかったアーカンソー大のニック・スミスJrのハイライトも遂に。 スムースで時にダイナミックなプレーには華があり、高校時代からNBAドラフト上位指名候補として高い評価を受けて来たコンボガードだ。 ニック・スミスJri 所属:アーカンソー大 学年:フレッシュマン 生年月日:2004年4月18日 ポジション:SG/PG 出身:ノースリトルロックハイスクール(アーカンソー州) シーズンスタッツ:25.8分12.5得点1.6リバウンド1.7アシスト0.1ブロック0.8スティール1.6TO/FG37.6%/3PT33.8%/FT74.0% ハイライト 世代を代表するコンボガード 高校ラストシーズンをアーカンソー州のノースリトルロックハイスクールでプレーしたニック・スミスJr。 同じく高校トップレベルのビッグマンと評されたクレル・ウェアと共にチームを州大会制覇に導いている。 僕が彼のフルゲームを初めて見たのは2021年夏のPeach Jam決勝。 Bradley Beal Eliteに所属したスミスは、ジェイレン・ドゥーレン、デレク・ライブリーという高校トップクラスのビッグマン2人を擁するTeam Finalに対し、次々と得点を重ね、試合には負けたものの、ゲームハイの31得点をあげる圧巻のパフォーマンスを見せた。 ESPNランキングで学年3位にランクされたスミスは当然、McDonald's All-American等のオールスターゲームに選出され、Jordan Brand ClassicではMVPも受賞している。 カレッジでは故障に悩まされ 鳴り物入りでアーカンソー大に進学したスミスは、多くの個人賞においてプレシーズンの注目選手リスト入りし、多くの期待を受けていたが、膝の故障により開幕に出遅れ、その後も故障の影響で出場試合は僅か17試合に限られた。 しかしながら、2月末から3月上旬にかけての4試合で平均21.75得点と大器の片鱗を垣間見せる瞬間も。 切れ味鋭いハンドリングとクイックネスから繰り出されるプレーはダイナミックかつ華や

NBAドラフト2023:スムースなオールラウンダー、ブランドン・ミラー

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もう間もなくドラフトという事でTOP3位内での指名が有力視されるブランドン・ミラーを カレッジでは下馬評以上の活躍を見せ、平均18.8得点8.2リバウンドを記録。 スムースなアウトサイドシュートとオールラウンドなスキル、その恵まれたサイズと身体能力でアラバマ大を牽引し、カンファレンスの最優秀選手賞受賞をはじめ、多くの個人賞を受賞。 今年のカレッジNo1フレッシュマンはミラーで間違いないだろう ブランドン・ミラー 所属:アラバマ大 学年:フレッシュマン 生年月日:2002年11月22日 ポジション:SF 出身:ケインリッジハイスクール(テネシー州) 主な受賞歴:Consensus second-team All-American (2023)//NABC Freshman of the Year (2023)/SEC Player of the Year (2023) シーズンスタッツ:32.7分18.8得点8.2リバウンド2.1アシスト0.9ブロック0.9スティール2.2TO/FG43.0%/3PT38.4%/FT85.9% ハイライト ; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/MfQNdZTRgP4" title="YouTube video player" width="560"> 世代屈指のオールラウンダーとしてアラバマ大へ 高校時代はESPNによる有望高校生ランキングで、学年全体9位の評価を受けたブランドン・ミラー。 高校最終学年のシーズンには平均24.1得点8.5リバウンド4.3アシストを記録し、チームをテネシー州Class AAAの州大会決勝にチームを導いた。 2021年、2022年と2年連続で州の最優秀選手に贈られるテネシー州のゲータレード賞を受賞している。 AAUではNIKEのEYBL所属チームであるBradley

NBAドラフト2023:今ドラフト屈指のスキルビッグ、ジェイレス・ウォーカー

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気づけば今年もドラフトまで、もう1週間という事でご無沙汰のドラフトネタを。 今回はヒューストン大からのアーリーエントリー、ジェイレス・ウォーカーを。 名門IMGアカデミー出身で、一時は日本人プレーヤーの田中力君ともチームメイトだったスキルビッグ。 その身体能力やスキルの総合力から、ドラフトでも1巡目上位指名が予想される。 所属:ヒューストン大 学年:フレッシュマン 生年月日:2003年9月4日 ポジション:PF 出身:IMGアカデミー(フロリダ州) 主な受賞歴:ACCAAC Freshman of the Year (2023)/Second-team All-AAC (2023) シーズンスタッツ:27.6分11.2得点6.8リバウンド1.8アシスト1.3ブロック1.0スティール1.5TO/FG46.5%/3PT34.7%/FT666.3% ハイライト 早くから頭角を現した世代屈指のスキルビッグ 2018年に開催されたJr NBA World Championshipでも活躍し、高校入学前から注目を集めていたジェイレス・ウォーカー。 全米屈指のタレントを有するIMGアカデミーでも、直ぐにローテーションの一角に入り、GEICOナショナルズ制覇も経験。 その後もチームの主力として活躍し、最終学年では有望高校生プレーヤーの代名詞であるマクドナルドオールアメリカンや、Hoop Summitのメンバーにも選出されている。 下級生の頃はその多彩なスキルと屈強なフィジカルを上手く使いこなしきれていない印象だったが、高校ラストシーズンでは、キヨンテ・ジョージ(ベイラー大)、ジェット・ハワード(ミシガン大)と言ったオールラウンダーが揃うチームで、スキルビッグとして効果的なプレーを見せてくれた。 強豪ヒューストン大でも主力に 多くのカレッジから受けたウォーカーが進路に選んだのはヒューストン大。 カレッジ、NBAでの豊富なコーチングキャリアを有するHC、ケルビン・サンプソンの下、2021年、2022年と連続でNCAAトーナメントELITE8に進出し、2021年にはFINAL4にも到達した強豪だ。 堅牢なディフェンスを武器とするヒューストン大で、強靭なフィジカルと全ポジションをカバー出来る機動力を有するウォーカーは早くから主力として活躍

USA代表がU16アメリカ選手権で猛威を振るう

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現在メキシコのユカタンで開催されているU16アメリカ選手権。 今大会でも絶対王者のUSAが圧倒的な強さを見せている。 初戦の対プエルトリコ戦はまだギアも入らず、96-61と控えめな試合だったが、続くアルゼンチン戦を61点差、メキシコ戦を69点差で大勝。 ベンチ層も厚く、他を寄せ付けない強さで予選リーグを終えた。 サイズを利したフルコートプレスで他国を圧倒 今朝の対ウルグアイ戦も123-45の78点差で圧勝を収めたUSA。 全試合で異なるプレーヤーがリーディンスコアラーとなる選手層の厚さは流石という所だが、今大会のチーム最大の特徴は機動力の高いウイング陣によるフルコートプレスだろう。 例年、USA代表はフルコートプレスで他国を圧倒してきたが、今大会のチームのプレスは一味違う。 AJ・ディバンツァ、コア・ピートという2m級のサイズ、長いウイングスパン、高い身体能力を有したウイング陣がフルコートプレスの一線目を務め、その圧力たるや、U16世代のプレーヤーにはひとたまりも無い。 一線目を突破し、パスを出しても、その長さと機動力の高さで軽々とボールを絡め取ってしまう。 スターティング5が引っ込んでも、ベンチからタイラン・ストークス、ケイレブ・ホルト、アイザイア・ハーウェルとスターティング5と遜色の無いウイング陣が控えているのだから、対戦相手からしたら厄介な事、この上なく。 対メキシコ戦では1試合で計32スティールとそのディフェンスの破壊力は計り知れず、今大会平均で見ても24.5スティールという驚異的な数字を叩き出している。 次戦の準決勝では、今大会の初戦で対戦したプエルトリコ代表と対戦。そこで勝ち抜けば、アルゼンチン対カナダの勝者と決勝で対戦。 恐らく、USAがこの先もその強さを見せつける事が予想されるが、一泡吹かせるチームが出て来てくれる事に期待したい。