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NBAドラフト2016:未完の大器マーキス・クリス

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毎年、ドラフトが近づくに連れて評価を上げる選手は少なくありません。 ワシントン大のフレッシュマン、マーキス・クリスもそんな選手の内の1人です。高校時代はESPNのランキングで学年60位に過ぎなかったクリスですが、進学先のワシントン大では1年目からアスレティックなプレーで活躍。 オールラウンダーへの進化を予感させるセンスも垣間見せ、今では多くの同級生のトップ選手達を押しのけ、NBAドラフトで10位前後での指名が予想されるまでに評価を上げています。 本格的にバスケットボールを始めたのは高校入学後とキャリアの浅いクリスはNBAで成功を収めることができるでしょうか?

2016NBAドラフト:最小選手、ケイ・フェルダー。

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2mを超える大男がひしめくNBA。 その中でも、たった160cmの身長でNBA史上最低身長選手として10年以上活躍したマグジー・ボーグス。 180cm程度の身長で得点王を獲得し、チームをNBAFinalまで導いたアレン・アイバーソンなど、過去には多くの小兵が活躍してきた。 今季もボストンセルティックスに所属するアイザイア・トーマスはオールスターにも選出された。 今年のNBAドラフトの最低身長選手はケイ・フェルダー。

2016NBAドラフト:下位指名予想のスリーパーは?

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昨年に比べてスーパースターになるポテンシャルを秘めた選手が少ないと言われている2016NBAドラフト。 一方で1巡目後半から2巡目にかけて、スターにはならないが戦力となりそうな選手は豊富だと言われている。 近年ドラフトでの下位指名の選手の活躍が目立つNBA。 2016NBAドラフトでスリーパー(掘り出し物)になる選手は誰だろうか。

ブランドン・イングラムがLA Lakersで成功する理由。

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既に確定した2016NBAドラフトの指名順位。 1位指名権を持つ76ersはルイジアナ州立大1年のいベン・シモンズを指名することが濃厚。 2位指名権を持つのはLA Lakers。 指名予想はデューク大の1年生ブランドン・イングラム。 イングラムは現代NBAに求められる要素の多くを兼ね備えており、NBAで成功を収めることが強く期待されている。

NBAドラフトへの駆け引き。ベン・シモンズはドラフトコンバインを回避。

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ドラフトに先立って行われるドラフトコンバイン。 身長やジャンプ力、アジリティなど、フィジカルなの能力を図る測定会。 今年もドラフト指名が有力視される63名がドラフトコンバインに招待される。 一方で上位指名が予想される選手の中にはドラフトコンバインで評価を下げることを懸念し、コンバインへの参加を拒否する選手も少なくない。 ドラフトを前に指名順位を巡る駆け引きが既に始まっている。

アイヴァン・ラブが大学に留まった理由。

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カリフォルニア大の1年生パワーフォワード、アイヴァン・ラブ。 1年生ながらポテンシャルが評価され、NBAからも高い評価を得ていた。 ドラフトにエントリーしていればドラフト上位での指名が予想されたが、彼は大学に留まることを選択した。 近年ワン&ダン(大学1年終了時のアーリーエントリー)を選ぶ有望選手が多い中、何故彼は大学に留まることを選んだのだろうか。

class of 2017:学年屈指のスコアラー、マイケル・ポーターjr

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有望選手が集まるAAU(日本のクラブチームの様なもの。高校を問わず、レベルの高い選手が集まる。)のシーズンが始まり、来季に向けて動きだしているアメリカ高校バスケ。 ポイントガードに有望選手の多かったclass of 2016と比較し、class of 2017はビッグマンに有望選手が多い学年。その中でスコアラーとして高い評価を受けるのが、ミズーリ州ファザートルトン高校のSFマイケル・ポーターjrだ。 コンボフォワードとしてはNBAでも十分通用するサイズに加え、アウトサイドからのシュート精度も高く、全米屈指のスコアラーとして知られている。

2017年NBAドラフト1位候補、名門ダマーサカトリック出身のニュースター、マーケル・フルツ。

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アメリカ高校バスケの伝統校の1つダマーサカトリック。 長きに渡りディビジョン1の大学やNBA選手を輩出し続け、近年ではビクター・オラディポやジェレミー・グラントがダマーサカトリック出身の選手としてNBAでプレイしている。 そのダマーサカトリックのエースガード、マーケル・フルツがポストシーズンのオールスターゲーム、マクドナルドオールアメリカン、ジョーダンブランドクラシックで活躍し、評価を上げている。 ソフォモア(日本の高1)時点では2軍選手でしかなかったフルツは、この2年で一躍NBA注目の選手に成り上がった。 今夏からはワシントン大に進学する。

高校バスケ年間最優秀選手にジェイソン・テイタムが選出。

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アメリカで最も人気のスポーツ飲料であるゲータレード。 そのゲータレード社が選出する高校バスケ年間最優秀選手、ゲータレードプレイヤーオブザイヤーにデューク大進学予定のジェイソン・テイタムが選出されました。 この賞はバスケットの他に野球などの他のスポーツでも優れた成績を残した選手を表彰しており、バスケットは1987年から表彰を開始。 過去にはコービー・ブライアント(1996)、レブロン・ジェームズ(2002・2003)、ドワイト・ハワード(2004)、ケビン・ラブ(2007)、アンドリュー・ウィギンス(2013)、カール・アンソニー・タウンズ(2014)等が選出され、NBAスターへの登竜門とも言える賞で、昨年は2016NBAドラフト1位指名最有力のベン・シモンズが選出されています。

数字で見るコービーのキャリア

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アメリカの大手スポーツ専門チャンネルESPN コービーの引退に伴ってESPNで KOBE20 というコービーのキャリアを20の数字から振り返るというコラムがあったので、その中からいくつか面白いなと思った数字を見てみる。

コービー・ブライアント引退試合で60得点!!史上最高の引退試合でのパフォーマンスを見せる。

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今季で20年のキャリアに幕を閉じるコービー・ブライアント。 既にプレーオフ進出が絶たれたレイカースは4月13日の本拠地ステープルズセンターでのジャズ戦が今季の最終戦、つまりコービーの引退試合となる。 コービーは50本のシュートを放ち60得点を記録。 チームを逆転勝利に導いた。 実況の 「スポーツ史上最高の引退試合」 という言葉通りのパフォーマンスを見せた。 特に試合終盤のパフォーマンスは圧巻で残り1:51から11得点を挙げた。 現役のNBA選手で60得点以上を記録したことがある選手はレブロン・ジェームスとカーメロ・アンソニーのみ。 キャリアで複数回60得点以上を達成したのはウィルト・チェンバレン、マイケル・ジョーダン、エルジン・ベイラーのみという大記録。 勿論引退試合での60得点は史上初。 コービーにとって60得点以上の達成は6度目。