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八村塁の同級生、ザック・コリンズが2017NBAドラフトにアーリーエントリーを表明。

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今季のNCAAトーナメントで同校の最高記録であったElite8を大きく上回り、決勝進出を果たしたゴンザガ大。 決勝ではノースカロライナ大に惜敗したものの、ゴンザガ大にとっては歴史的なシーズンとなりました。 フレッシュマンながらインサイドの控え選手としてゴンザガ大の躍進を支えたのがザック・コリンズ。 高校次代にはマクドナルドオールアメリカンにも選出された学年屈指のビッグマンです。 Final4の対サウスカロライナ大戦では14得点13リバウンド6ブロックの活躍でチームの決勝進出に大きく貢献しました。 コリンズは今週2017NBAドラフトへのアーリーエントリーを表明。 エージェントとも契約の意向でコリンズのカレッジでのキャリアは1年で終わりとなりそうです。

カンザス大Final4進出のカギを握る老け顔のフレッシュマン、ビリー・プレストン。

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NCAA屈指の強豪校カンザス大。 2016年のNCAAトーナメントでは第1シードを獲得し、優勝候補最有力と目されながらELTE8で優勝したヴィラノバ大に敗退。 2017年も第1シードでNCAAトーナメントに出場しながらもオレゴン大に敗戦し、ELITE8で敗退しました。 過去2年間、レギュラーシーズンでは素晴らしい成績を残しながらもあと一歩のところでFinal4進出を逃してきたカンザス大。 今季主力だったフランク・メイソン、ジョッシュ・ジャクソン、ランデン・ルーカス等はチームを去りますが、来季もトランスファーでの有力選手の獲得、有望フレッシュマンの加入で戦力を維持。 その中でもチームの躍進のカギを握るのは名門Oak Hillアカデミーから入学するビリー・プレストンとなるでしょう。

グレッグ・オデン以来の逸材。高校バスケ界NO1センター、ディアンドレ・エイトン。

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今季の高校バスケ界の主役は誰かと言われれば、間違いなくマイケル・ポーターJrでしょう。全米レベルの強豪校を撃破し、弱小のNathan Hale高校を無敗に導き、多くの個人賞を受賞しました。 今季ポーターが躍進するまで、class of 2017で不動の1位にランクされていたのがディアンドレ・エイトンでした。本格派センターとしてのサイズ、身体能力に加え柔らかなタッチの外角シュートを持ち、センターとしては10年に1人の逸材。 今季は大きな脚光を浴びることはありませんでしたが、カレッジで大きなインパクトを残すべく、着々と成長を続けています。

ミシガン州立大のマイルス・ブリッジスが大学残留を表明。

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強豪ミシガン州立大(MSU)で1年生ながらエースとして活躍を見せたマイルス・ブリッジス。 NCAAトーナメント2回戦でカンザス大に敗退した後、2017年のNBAドラフトにアーリーエントリーするか大学に残留するか、ブリッジスの去就に注目が集まっていました。 現ヘッドコーチのトム・イゾーがヘッドコーチに就任してからは、アーリーエントリー自体が稀なMSUですが、昨年フレッシュマンのデヨンタ・デイビスがMSUのフレッシュマンとしては2001年のザック・ランドルフ以来となるアーリーエントリー。 ブリッジスもアーリーエントリーすればロッタリーピックでの指名が有力視される程の高い評価を得ており、アーリーエントリーの可能性も拭いきれない状況でした。 現地4月13日に大勢のファンに囲まれた中MSUに残留することを発表。 ブリッジスの残留が決定したことで、来季は期待の新入生も加入するMSUは来年のNCAAトーナメント制覇の有力候補となるでしょう。

リクルート戦線に異変あり。ミズーリ大がマイケル・ポーターJrの獲得で攻勢に。

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今年の高校NO1プレーヤーのマイケル・ポーターJr。 一時はワシントン大にコミットしていたものの、ヘッドコートの解雇に伴い、ワシントン大のアシスタントコーチを務めていた実父のマイケル・ポーターSrもワシントン大を去り、ミズーリ大のアシスタントコーチに。 そしてポーターも父を追い、3月下旬にミズーリ大にコミットしました。 ケンタッキー大やフロリダ大、今季のNCAAトーナメントでFinal4に進出したサウスカロライナ大など、多くの強豪校がひしめくメジャーカンファレンス"SEC"に所属するミズーリ大。 ここ3年は負け越しが続き、今季もシーズン成績8勝24敗、カンファレンス成績2勝16敗でカンファレンス最下位。 リクルートでも有望選手を獲得することは無く、苦戦が続いていました。 しかし、ポーターを獲得したことで状況は一変。 デューク大とノースカロライナ大が獲得争いを繰り広げてきた全米屈指のウイング、ケビン・ノックスも急遽ミズーリ大を進学候補に入れ、キャンパスを訪問。 ポーターと同じくワシントン大にコミットしていた4つ星ポイントガードのブレイク・ハリスもノックスと共にミズーリ大を訪問。 その直後の4月9日にミズーリ大へのコミットを発表しました。 更にはイリノイ大にコミットしていたセンターのジェレミア・ティルモンもヘッドコーチの交代に伴い、イリノイ大への進学を撤回。 有力進学先としてミズーリ大を検討していると伝えられています。 メジャーカンファレンスにあって目立たない弱小校だったミズーリ大が、ポーターの獲得により一躍注目校に躍り出ました。

第20回目を迎えたNike Hoop Summitはアメリカ代表が勝利。

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アメリカの高校トッププレイヤーと世界のU-19世代のトッププレイヤーがUSAとWorldの2チームに分かれて戦うオールスター戦、Nike Hoop Summit(フープサミット)。 今年で第20回目を迎えるこのイベントの過去の成績は12勝7敗でUSAがリード。 USAから多くのNBA選手が選手を輩出していることは言うまでもありませんが、過去にはダーク・ノヴィツキー、トニー・パーカー等もWorldのメンバーとしてこの大会で活躍し、NBAに羽ばたいて行きました・ 日本からも田臥勇太と松井啓十郎の2人がWorldの一員としてプレーした経験を持ちます。 昨年は101-67でUSAの圧勝に終わりましたが、今年はWorldが健闘を見せ、終始接戦となりましたが試合終盤でUSAが突き放し、98-87でUSAが勝利しました。

ザイオン・ウィリアムソンが51得点。Spartanburg Dayが州大会を制する。

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豪快なダンクで日本でも人気を博しているClass of 2018のザイオン・ウィリアムソン。 彼の所属するSpartanburg Day High School(スパルタンバーグ)は2月25日にサウスカロライナ州 SCISA(South Carolina Independent School Association)2Aクラスの州大会決勝で、Christian Academyと対戦。 スパルタンバーグはウィリアムソンの活躍でChristian Academyを圧倒し、76-51で勝利。 この試合でウィリアムソンはChristian Academyの総得点と同じ51得点を1人で叩き出す圧倒的なパフォーマンスを披露。 スパルタンバーグは昨年にい引き続きSCISA 2Aクラスで連覇を達成しました。

ゴンザガ大がサウスカロライナ大に勝利。NCAAトーナメント決勝に進出。

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西地区第1シードとしてNCAAトーナメントに出場。 快調に勝ち進み西地区を制覇しFINAL4に進んだゴンザガ大。 決勝進出をかけてサウスカロライナ大と対戦。 サウスカロライナ大は第1シードのヴィラノバ大、第2シードのデューク大が早々と敗退した波乱だらけの東地区を第7シードから勝ち上がった勢いに乗るチームです。 ゴンザガ大は前半を45-36とリード。 後半にはサウスカロライナ大の猛攻を受けますが、八村と同級生のフレッシュマン、ザック・コリンズの活躍もあり、77-73で勝利。 ゴンザガ大史上初となるNCAAトーナメント出場を果たし、初のNCAAトーナメント制覇への挑戦権を獲得しました。

アメリカ高校バスケ頂上決定戦Dick's Nationals。MontverdeとLa Lumiereが決勝へ。

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日本のインターハイやWinter Cupの様な全国大会の無いアメリカ高校バスケ。 シーズンの最後に全国各地の強豪校8校を集め開催されるDICK'S Sporting Goods High School Nationals(Dick's Nationals)が事実上のアメリカ高校バスケの頂上決定戦と言って過言ではないでしょう。 カリフォルニア州の高校は週の協会が出場を認めていないため出場出来ないという制限もあり、昨年もChino Hills高校が出場していなかったり、今年もマイケル・ポーターJr擁するNathan Hale高校がマクドナルドオールアメリカンやジョーダンブランドクラシックに出場するポーターの過密スケジュールを考慮して出場を辞退したりと注目校が出場出来ないケースもありますが、高校生とは思えないようなハイレベルな争いが繰り広げられます。 今大会には昨年の大会で準優勝に輝いたインディアナ州のLa Lumiere Schoolとフロリダ州の強豪校Montverde Academyが激戦を勝ち上がり決勝に進出しています。

高校バスケのオールスター戦マクドナルドオールアメリカン。マイケル・ポーターJrがMVPを獲得。

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アメリカ高校バスケのオールスター戦、マクドナルドオールアメリカン。 全米中の有望高校生から選び抜かれた24名がEast、Westの2チームに分かれ、高校生とは思えない華々しいプレーを披露します。 過去にはレブロン・ジェームズ、ケヴィン・デュラント等がMVPを獲得。 マクドナルドオールアメリカンに選出された選手の多くはその後カレッジで活躍し、NBA入りを果たしており、NBAへの登竜門とも呼べるイベントです。 試合はリバウンドでEASTを圧倒したWESTが後半に逆転し、109-107で勝利。 チームハイの17得点に加え8リバウンドを記録したマイケル・ポーターJrがMVPに選出されました。 WESTではUCLAコミットのジェイレン・ハンズが14得点、アリゾナ大コミットのディアンドレ・エイトンが8得点11リバウンド3スティールで勝利に貢献。 進学先未定のブランドン・マッコイも13得点7リバウンド4ブロック4スティールと存在感を放ちました。 EASTでは進学先未定のモハメド・バンバが17得点5リバウンド4ブロックでチームを牽引。 同じく進学先未定のケビン・ノックスも15得点の活躍を見せました。

ノースカロライナ大がケンタッキー大を破りFINAL4へ。伏兵ルーク・メイが勝利に導く。

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波乱続きのトーナメントの中で順当に勝ち上がった西地区1位のノースカロライナ大(UNC)と第2シードのケンタッキー大(UK)。 大学バスケ界屈指のタレントチームである両校ですが、ジャスティン・ジャクソン、ジョエル・ベリーⅡ、ケネディー・ミークス等上級生主体のUNCとディアーロン・フォックス、マリック・モンク、バム・アデバヨ等フレッシュマン主体のUKとチーム構成は大きく異なります。 試合開始からUNCが優位に試合を運びましたが、後半に入るとUKがジワジワと詰め寄り逆転。 残り5分10秒にはアイザック・ハンフリーズがディアーロン・フォックスからのアシストを受けジャンパーを沈め59-64でUKが5点リード。 窮地に立たされたUNCですがそこから12-0のスパート。 残り54秒には71-64とUNCのリードとなり、ここで勝負ありかと思われましたが、UKはまだまだ諦めず。 ディアーロン・フォックスとマリック・モンクが3PTを沈め猛追。 残り7.4秒にはアイザイア・ブリスコーからのアシストでマリック・モンクがまたも3PTを沈め、73-73の同点。 UNCボールで試合を決める最後のボールを託されたのは主力メンバーではなく、ベンチ出場のルーク・メイ。 ティオ・ピンソンがバックコートからドリブルでボールを運びディフェンスを引き付けると左のエルボー付近でルーク・メイがボールを受けジャンパーを放ちます。 このジャンパーが残り0.3秒で決まり、激戦に終止符が打たれました。 昨年、NCAAトーナメント決勝でヴィラノバ大のクリス・ジェンキンスのブザービターで涙を飲んだUNC。 今年は伏兵ルーク・メイの決勝シュートでFINAL4進出。 昨年の雪辱を果たし、NCAAトーナメント制覇を果たすべく、再度FINAL4の舞台に勝ち上がりました。