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NCAAトーナメント開幕。八村塁が日本人史上初のNCAAトーナメント進出を果たす。

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現地3月14日に2017年のNCAAトーナメントが開幕。 レギュラーシーズンで好成績を残した68チームにより、今年の大学バスケNO1を決める争いが繰り広げられます。 アメリカ国内での注目度はNBA以上に高く、その熱狂ぶりは"March Madness(3月の狂乱)"と呼ばれるほど。 友人間でもトーナメントの勝ち上がりを予想する賭けがよく行われます。 日本人選手八村塁の所属するゴンザガ大もレギュラーシーズンを1敗で乗り切り、カンファレンストーナメントも優勝。 トーナメント全4地区の内西地区の第1シードを獲得。 ゴンザガ大は初戦では第16シードのサウスダコタ州立大と対戦し66-46で勝利。 八村も試合終了間際にコートに立ち、日本人初のNCAAトーナメント出場を達成した。 ゴンザガ大は次戦で第8シードのノースウェスタン大と対戦します。

ワシントン大がヘッドコーチを解雇。マイケル・ポーターJrの進学先は白紙に。

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2002年から15年に渡りワシントン大のヘッドコーチを務めてきたロレンゾ・ロマーが今シーズンを持って解雇されました。 ロマーは15年のワシントン大でのキャリアの中で298勝195敗の成績を記録。 ネイト・ロビンソン、ブランドン・ロイ、アイザイア・トーマス等多数のNBA選手を育て上げ、6度のNCAAトーナメント出場を達成。 昨年はマーキス・クリスとデジョンテ・マレーの2人がドラフト1巡目でNBA入り。 今季もドラフト上位指名候補のマーケル・フルツを擁しながらシーズン成績は9勝22敗と低迷。 優秀な選手を獲得しながら、6年連続でNCAAトーナメント出場を逃したことを受け、解雇となりました。

デューク大進学予定のウェンデル・カーターJrがMorgan Wootten National Player of the Yearを受賞。

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アメリカの名門高校DeMatha Catholic High Schoolを長きに渡り始動したMorgan Woottenの名を冠した個人賞、Morgan Wootten National Player of the Yearをデューク大進学予定のフォワード、ウェンデル・カーターJrが受賞しました。 この賞はプレーのみならず、人格、学業にも優れる選手に贈られ、過去にはシェーン・バティエー、レブロン・ジェームス、ドワイト・ハワード等が受賞。 昨年は現UCLAのロンゾ・ボールが受賞しました。 先日のジョージア州大会決勝でもカーターは20得点17リバウンドの活躍で勝利に貢献。 所属校のPace Academyは昨年のクラス2A制覇に続き、今年はクラス3Aで州大会優勝。 2年連続で州大会王者に輝きました。

激戦のPAC-12トーナメントをアリゾナ大が制する。NBA注目のマルカネンもベスト5の活躍。

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オレゴン大、アリゾナ大、UCLAにUSCと強豪ひしめくPAC-12。 今季のPAC-12はACCに並び、NCAAでも最もレベルの高いカンファレンス。 PAC-12トーナメントの決勝戦は準決勝でロンゾ・ボール擁するUCLAを退けたアリゾナ大とアイヴァン・ラブ擁するカリフォルニア大との激戦を制したオレゴン大の対決に。 前半にリードを奪い、タイラー・ドーシーやジョーダン・ベルの活躍で粘るオレゴン大をエースのアロンゾ・トリアーが確実に試合終盤のフリースローを決めたアリゾナ大がオレゴン大を振り切り83-80で勝利。 激戦のPAC-12トーナメントを制しました。 この試合でチームハイの23得点を記録し、試合終盤に4本連続でフリースローを成功させたトリアーがトーナメントの最優秀選手に選出されました。 また、今大会好調を維持したフィンランド出身のフレッシュマン、ラウリ・マルカネンもトーナメントのベスト5に当たるオールトーナメントチームに選出されました。

デューク大がジェイソン・テイタムの活躍でACCトーナメント決勝へ。

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NCAAトーナメントの前哨戦、カンファレンストーナメント。 強豪カンファレンスであるACCのトーナメント準決勝では、カンファレンスのレギュラーシーズンを制した第1シードのノースカロライナ大(UNC)と第5シードのデューク大が対戦。 レギュラーシーズンの両校の対戦成績は1勝1敗、1979年からの対戦成績も48勝48勝と互角の両校。 立ち上がりからUNCがリードを奪い後半残り14分を切った時点では61-48とUNCが2桁リード。 そこで流れを変えたのがデューク大のフレッシュマンフォワードのジェイソン・テイタム。 テイタムがドライブからのダンクを叩きこむとそこからデューク大のオフェンスが爆発。 ルーク・ケンナード、グレイソン・アレン、フランク・ジャクソンが立て続けにシュートを決め、残り9分にはジャクソンの3PTで66-65と逆転。 そのままUNCを振り切り、93-83でNCAAトーナメント前の大一番をデューク大が制した。

UCLAのロンゾ・ボールがUSA Today紙選出の最優秀新人賞を獲得。

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史上最高の学年とも呼ばれ、優れた選手の揃ったClass of 2016。 その中でも最高の選手に贈られるUSA Today紙選出のNational Freshman of the Yearを受賞したのは、UCLAのフレッシュマンPGのロンゾ・ボールでした。 ボールは平均14.9得点6.2リバウンド7.8アシストを記録。 彼の記録したシーズン合計241アシストはオレゴン州立大出身の元NBAスーパスター、ゲイリー・ペイトンの229アシストを抜いてPAC-12のフレッシュマン記録となりました。 ロンゾは最優秀新人賞と並んでUSA Today選出のAll-American 1st Teamにも選出。 フレッシュマンの枠を超えて、カレッジ屈指のプレイヤーであることを名実共に証明してみせました。

渡邊雄太所属のジョージワシントン大が最終戦でカンファレンス首位のデイトン大に勝利。

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渡邊雄太選手の所属するジョージワシントン大(GW)。 主力の卒業、シーズン開幕直前でのヘッドコーチの交代があり、3年目のシーズンは過去2年と比べると苦難のシーズンに。 渡邊自身は初の平均2桁得点を記録し、スタッツでは自己最高を記録しているが、チーム成績は過去2シーズンを下回りました。 GWはシーズン最終戦で、所属カンファレンスAtalntic 10(A-10)で首位を独走するデイトン大とGWのホームで対戦。 エースのタイラー・キャバナーの30得点の活躍でGWがデイトン大に勝利。 渡邊選手もチーム2位の18得点で続き、勝利に貢献。 シーズンを5連勝で締めくくり、カンファレンストーナメントに向けて希望の持てる最終戦となりました。

Nathan Hale高校とマイケル・ポーターJrの快進撃が続く。

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ワシントン州のNathan Hale高校でプレーするclass of 2017のNO1プレーヤー、マイケル・ポーターJr。 昨季は弱小校に過ぎなかったNathan Haleは今季から元NBAオールスターのブランドン・ロイをコーチとして招聘。 ポーターと弟のジョンテイ、同州の強豪校Garfield高校からの転校生PJ・フラーの活躍もあり、一躍全米レベルの強豪校へと躍り出ました。 高校界最高のプレーヤーであるマービン・バグリー擁するSierra Canyon高校や、全米屈指の強豪校Oak Hill Academyにも競り勝ちシーズン無敗を維持、今季の高校バスケランキングで1位にランクされています。 ポーター自身もマクドナルドオールアメリカン、ジョーダンブランドクラシック、Nikeフープサミットのメンバーに選出され、数々の個人賞の最有力候補にも名前が挙げられています。

ネイスミス賞のセミファイナリストが発表。フレッシュマン2人がノミネート。

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大学バスケの年間最優秀選手に贈られるネイスミス賞。 カレッジバスケットボールの個人賞の中でも最も権威のある賞の1つです。 過去3年間はダグ・マクダーモット(2014年)、フランク・カミンスキー(2015年)、バディー・ヒールド(2016)と全てシニアが受賞中。 今季もネイスミス賞のセミファイナリスト10名が発表。 フレッシュマンからはUCLAのロンゾ・ボールとカンザス大のジョッシュ・ジャクソンがノミネートされました。 もしフレッシュマンの受賞となれば、ケビン・デュラント(テキサス大/2007年)、アンソニー・デイビス(ケンタッキー大/2012年)に次ぐ史上3人目の受賞となります。 フレッシュマンの他には今季急成長を遂げたパデュー大のソフォモアフォワードのケイレブ・スワニガンやノースカロライナ大エースのジャスティン・ジャクソン等がノミネート。 シニアからは昨季NCAA王者となったヴィラノバ大のジョッシュ・ハート、カンザス大のフランク・メイソンⅢがノミネートされました。

スコアリングPGのトレー・ヤングはオクラホマ大にコミット。

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高校屈指のスコアリングガードとして知られる、オクラホマ州ノーマンノースハイスクールのトレー・ヤング。 高校No1スコアラーの呼び声高いマイケル・ポーターJrや、ハイスコアリングオフェンスを誇るチノヒルズのエースリアンジェロ・ボールをも上回る、1試合平均40得点越えのを記録しています。 昨夏のNIKE主催のAAUリーグ、EYBLのプレーオフ"Peach Jam"では、マイケル・ポーターJrと共に所属チームのモカンエリートを大会制覇に牽引。世代別代表にも選出され、U18アメリカ大陸選手権優勝にも貢献した世代を代表するガードです。 マクドナルドオールアメリカンにも選出されている学年トップガードである、ヤングの進学先には高い注目が集まりました。 進学先の最終候補に残ったカンザス大、オクラホマ大、オクラホマ州立大の3校の中から、ヤングは地元オクラホマ大への進学を選択しました。

高校バスケ界の巨人達。

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3PT全盛の時代にめっきり影の薄くなったビッグマン。 バスケットの試合展開がドンドン速くなるにつれ、機動力に劣るビッグマン達の影響力は廃れていきました。 プロレベルで活躍するビッグマンは減りましたが、カレッジ・高校レベルではまだまだビッグマンの影響力は絶大。 セントラルフロリダ大のセネガル出身ビッグマン、タコ・フォールは225センチを超える身長を武器にNBA入りも夢ではない活躍を見せています。 高校バスケ界にも220センチを超えるビッグマンが活躍を見せており、今後の成長次第ではプロレベルでも旋風を巻き起こすことも期待されます。