NBAドラフト2020:【決定版】今年のPG候補まとめ

新型コロナウイルスの影響により、カレッジのシーズンはカンファレンストーナメント半ばで急遽終わりを迎えた。トーナメントに向かっていた気持ちをぶつける所が無いので、ドラフト関連を今まで以上に気合を入れようかなと。

というわけでまずは今年豊富なPGから。身長やウイングスパンなんかはコンバインの結果が出れば、更新したいところ。コンバインやドラフト自体予定通り行われるかはまだ不透明ではありますが...。

今回は誰がおススメの選手か等は書かずに淡々と事実を書いて、ドラフトの指名候補を考えるときの参考にしていただければと。

プロフィールの名前にYouTubeのハイライトのリンクを付けてます。カレッジの公式と思われるハイライトが無い選手は高校時代のハイライトでご容赦を。

プロフィール

大学学年身長体重
コール・アンソニーノースカロライナ大フレッシュマン190.5cm86kg
ニコ・マニオンアリゾナ大フレッシュマン190.5cm86kg
タイリース・ハリバートンアイオワ州立大ソフォモア195.6cm79kg
アシュトン・ヘイゲンズケンタッキー大ソフォモア190.5cm89kg
デボン・ドットソンカンザス大ソフォモア188cm83kg
トレー・ジョーンズデューク大ソフォモア190.5cm83kg
マーカス・ハワードマーケット大シニア180.3cm81kg
カシアス・ウィンストンミシガン州立大シニア185.4cm83kg
マラカイ・フリンサンディエゴ州立大ジュニア185.4cm83kg
ペイトン・プリチャードオレゴン大シニア188cm86kg
マイルス・パウエルシートンホール大シニア188cm88kg

スタッツ

MPGFG%3PT%FT%ORDRREBASTBLKSTLPFTOPTS
コール・アンソニー34.938.0%34.8%75.0%0.55.25.74.00.31.32.93.518.5
ニコ・マニオン32.339.2%32.7%79.7%0.32.32.55.30.01.21.72.614.0
タイリース・ハリバートン36.750.4%41.9%82.2%1.54.45.96.50.72.51.32.815.2
アシュトン・ヘイゲンズ33.140.4%25.8%81.0%0.23.73.96.40.21.92.63.411.5
デボン・ドットソン34.946.8%30.9%83.0%0.63.54.14.00.12.11.82.418.1
トレー・ジョーンズ35.442.3%36.1%77.1%0.73.64.26.40.31.81.82.716.2
マーカス・ハワード33.242.2%41.2%84.7%0.62.93.53.30.00.92.43.427.8
カシアス・ウィンストン32.744.8%43.2%85.2%0.22.32.55.90.01.22.03.218.6
マラカイ・フリン33.444.1%37.3%85.7%0.63.84.55.10.11.81.81.817.6
ペイトン・プリチャード36.646.8%41.5%82.1%0.73.64.35.50.01.52.02.720.5
マイルス・パウエル31.539.8%30.6%79.5%0.93.44.32.90.21.22.12.821.0

アドバンスドスタッツ

USG%Off Retgチーム
Off Rtg
+/-Def Retgチーム
Def Rtg
+/-TS%Reb%AST%STL%BLK%TO%
コール・アンソニー29.9%99.5102.1-2.6101.7103.1-1.450.7%9.5%24.4%2.2%0.9%16.1%
ニコ・マニオン24.4%107.0109.5-2.596.893.63.252.5%4.8%31.5%2.1%0.0%16.2%
タイリース・ハリバートン20.1%121.5103.018.5100.3104.4-4.163.5%10.0%35.3%3.8%2.0%18.8%
アシュトン・ヘイゲンズ22.3%101.7109.3-7.694.697.0-2.452.7%7.5%36.3%3.4%0.7%23.9%
デボン・ドットソン26.4%117.7110.27.589.789.70.058.6%7.2%22.5%3.6%0.3%13.6%
トレー・ジョーンズ24.0%113.0112.40.693.992.61.353.0%7.1%31.4%2.7%0.9%14.9%
マーカス・ハワード39.2%116.5108.87.7102.998.04.960.1%6.1%26.2%1.6%0.1%12.8%
カシアス・ウィンストン29.2%114.0110.23.897.094.03.059.1%4.6%36.5%2.1%0.1%16.9%
マラカイ・フリン26.7%123.6114.19.589.490.6-1.258.9%8.7%30.8%3.2%0.4%10.6%
ペイトン・プリチャード28.2%122.8113.19.7100.699.51.160.6%7.8%31.5%2.5%0.1%14.0%
マイルス・パウエル35.6%104.5106.3-1.898.496.61.852.9%8.1%21.3%2.2%0.6%12.3%

信頼のおける上級生が揃う

今年の最大の特徴は実力と実績を兼ね備える上級生が充実していること。注目すべきは全体的にシュート精度に優れる選手が揃っていることだろう。

FG成功率や3PT成功率はチームの戦略やディフェンスによって影響される為、一概に数字だけでは語れないがFT成功率は嘘を付かない。今回並べたドラフト候補生の中で、FT成功率が7割を切る選手はゼロ。FG成功率4割を切る選手もFT成功率は75%を超えているので、シュート精度にあまり不安は無い。

FT成功率8割を超える選手も多く、この辺りの選手達のシュート力には信頼が置ける。タイリース・ハリバートン、マーカス・ハワード、ペイトン・プリチャードはTS%で60%を超える高い数字を残している。

また、ディフェンスに優れる選手が揃うのも今年の特徴だろう。ネイスミス最優秀ディフェンス選手賞の候補10人にはトレー・ジョーンズとアシュトン・ヘイゲンスがノミネートされている。マラカイ・フリンやタイリース・ハリバートン、デボン・ドットソンもスティール1試合平均スティール数1.8本を超え。

一方でニコ・マニオン、マーカス・ハワード、カシアス・ウィンストンはサイズやクイックネス不足の為か、ディフェンスのレーティングはチームの数字と比較しても3.0以上悪い数字となっている。

充実している今年のPG候補だが、身体的に魅力のある選手は少ない。コンバインでの身体測定結果が出るまでは何とも言えないが、現状では身体的にNBAの平均以上なのはタイリース・ハリバートンくらいだろう。この点はブロック数にも表れていて、ハリバートンの平均ブロック数0.7本は今回の候補者の中で1位の数字。

今年は2巡目も魅力

今年のドラフト候補の中で現状での1巡目指名が確定的なのは、コール・アンソニー、ニコ・マニオン、タイリース・ハリバートンの3人くらいだろう。そうなると2巡目でも優れたPGを獲得できる可能性が高い。

ここ数年の傾向を見ても、実力派の上級生はNBAでも適応出来る可能性が高い。サプライスの様に扱われるケースも見受けられるが、カレッジでの実績を考えれば当然と言えば当然の結果。