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ザイオン・ウィリアムソンが51得点。Spartanburg Dayが州大会を制する。

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豪快なダンクで日本でも人気を博しているClass of 2018のザイオン・ウィリアムソン。 彼の所属するSpartanburg Day High School(スパルタンバーグ)は2月25日にサウスカロライナ州 SCISA(South Carolina Independent School Association)2Aクラスの州大会決勝で、Christian Academyと対戦。 スパルタンバーグはウィリアムソンの活躍でChristian Academyを圧倒し、76-51で勝利。 この試合でウィリアムソンはChristian Academyの総得点と同じ51得点を1人で叩き出す圧倒的なパフォーマンスを披露。 スパルタンバーグは昨年にい引き続きSCISA 2Aクラスで連覇を達成しました。

ゴンザガ大がサウスカロライナ大に勝利。NCAAトーナメント決勝に進出。

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西地区第1シードとしてNCAAトーナメントに出場。 快調に勝ち進み西地区を制覇しFINAL4に進んだゴンザガ大。 決勝進出をかけてサウスカロライナ大と対戦。 サウスカロライナ大は第1シードのヴィラノバ大、第2シードのデューク大が早々と敗退した波乱だらけの東地区を第7シードから勝ち上がった勢いに乗るチームです。 ゴンザガ大は前半を45-36とリード。 後半にはサウスカロライナ大の猛攻を受けますが、八村と同級生のフレッシュマン、ザック・コリンズの活躍もあり、77-73で勝利。 ゴンザガ大史上初となるNCAAトーナメント出場を果たし、初のNCAAトーナメント制覇への挑戦権を獲得しました。

アメリカ高校バスケ頂上決定戦Dick's Nationals。MontverdeとLa Lumiereが決勝へ。

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日本のインターハイやWinter Cupの様な全国大会の無いアメリカ高校バスケ。 シーズンの最後に全国各地の強豪校8校を集め開催されるDICK'S Sporting Goods High School Nationals(Dick's Nationals)が事実上のアメリカ高校バスケの頂上決定戦と言って過言ではないでしょう。 カリフォルニア州の高校は週の協会が出場を認めていないため出場出来ないという制限もあり、昨年もChino Hills高校が出場していなかったり、今年もマイケル・ポーターJr擁するNathan Hale高校がマクドナルドオールアメリカンやジョーダンブランドクラシックに出場するポーターの過密スケジュールを考慮して出場を辞退したりと注目校が出場出来ないケースもありますが、高校生とは思えないようなハイレベルな争いが繰り広げられます。 今大会には昨年の大会で準優勝に輝いたインディアナ州のLa Lumiere Schoolとフロリダ州の強豪校Montverde Academyが激戦を勝ち上がり決勝に進出しています。

高校バスケのオールスター戦マクドナルドオールアメリカン。マイケル・ポーターJrがMVPを獲得。

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アメリカ高校バスケのオールスター戦、マクドナルドオールアメリカン。 全米中の有望高校生から選び抜かれた24名がEast、Westの2チームに分かれ、高校生とは思えない華々しいプレーを披露します。 過去にはレブロン・ジェームズ、ケヴィン・デュラント等がMVPを獲得。 マクドナルドオールアメリカンに選出された選手の多くはその後カレッジで活躍し、NBA入りを果たしており、NBAへの登竜門とも呼べるイベントです。 試合はリバウンドでEASTを圧倒したWESTが後半に逆転し、109-107で勝利。 チームハイの17得点に加え8リバウンドを記録したマイケル・ポーターJrがMVPに選出されました。 WESTではUCLAコミットのジェイレン・ハンズが14得点、アリゾナ大コミットのディアンドレ・エイトンが8得点11リバウンド3スティールで勝利に貢献。 進学先未定のブランドン・マッコイも13得点7リバウンド4ブロック4スティールと存在感を放ちました。 EASTでは進学先未定のモハメド・バンバが17得点5リバウンド4ブロックでチームを牽引。 同じく進学先未定のケビン・ノックスも15得点の活躍を見せました。

ノースカロライナ大がケンタッキー大を破りFINAL4へ。伏兵ルーク・メイが勝利に導く。

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波乱続きのトーナメントの中で順当に勝ち上がった西地区1位のノースカロライナ大(UNC)と第2シードのケンタッキー大(UK)。 大学バスケ界屈指のタレントチームである両校ですが、ジャスティン・ジャクソン、ジョエル・ベリーⅡ、ケネディー・ミークス等上級生主体のUNCとディアーロン・フォックス、マリック・モンク、バム・アデバヨ等フレッシュマン主体のUKとチーム構成は大きく異なります。 試合開始からUNCが優位に試合を運びましたが、後半に入るとUKがジワジワと詰め寄り逆転。 残り5分10秒にはアイザック・ハンフリーズがディアーロン・フォックスからのアシストを受けジャンパーを沈め59-64でUKが5点リード。 窮地に立たされたUNCですがそこから12-0のスパート。 残り54秒には71-64とUNCのリードとなり、ここで勝負ありかと思われましたが、UKはまだまだ諦めず。 ディアーロン・フォックスとマリック・モンクが3PTを沈め猛追。 残り7.4秒にはアイザイア・ブリスコーからのアシストでマリック・モンクがまたも3PTを沈め、73-73の同点。 UNCボールで試合を決める最後のボールを託されたのは主力メンバーではなく、ベンチ出場のルーク・メイ。 ティオ・ピンソンがバックコートからドリブルでボールを運びディフェンスを引き付けると左のエルボー付近でルーク・メイがボールを受けジャンパーを放ちます。 このジャンパーが残り0.3秒で決まり、激戦に終止符が打たれました。 昨年、NCAAトーナメント決勝でヴィラノバ大のクリス・ジェンキンスのブザービターで涙を飲んだUNC。 今年は伏兵ルーク・メイの決勝シュートでFINAL4進出。 昨年の雪辱を果たし、NCAAトーナメント制覇を果たすべく、再度FINAL4の舞台に勝ち上がりました。

ゴンザガ大がゼイビア大に快勝。同校史上初のFINAL4進出。八村塁もNCAAトーナメント初得点を記録。

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西地区第1シードでNCAAトーナメントに進出しているゴンザガ大。 着実に勝利を重ね同行最高記録タイのELITEに進出。 同校史上初のFINAL4をかけて第11シードのゼイビア大と対戦。 ゼイビア大は下位シードながら第2シードのアリゾナ大を試合終盤に逆転し、ELITE8に勝ち進んだ勢いのあるチームです。 この日のゴンザガ大は外角シュートが好調。 3PT成功率が12/24で50%。 エースのナイジェル・ウィリアム-ゴスは3PT4/7で23得点を記録。 ディフェンスではゼイビア大のFG成功率を35.5%に抑え込み、ゼイビア大オフェンスをシャットアウト。 前半で2桁リードを奪うと後半更にリードを広げ、83-59で快勝し、ゴンザガ大史上初のFINAL4進出を果たしました。 またこの試合で試合終盤に出場時間を得た八村塁。 試合時間残り40秒に24秒のブザーぎりぎりで放った3PTシュートを成功さえ、NCAAトーナメント初得点。 日本人のNCAAトーナメント初得点の快挙は3PTによって達成されました。

UCLAがケンタッキー大に敗れる。ロンゾ・ボールはアーリーエントリーへ。

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南地区第3シードでNCAAトーナメントに出場しているUCLA。 昨季はNCAAトーナメント進出を逃したUCLAでしたが、今季加入のフレッシュマン、ロンゾ・ボールとT.J・リーフの活躍もあり、今シーズンは快調に勝ち星を重ね、上位シードでのNCAAトーナメント出場を果たしました。 UCLAはELITE8進出をかけてケンタッキー大(UK)と対戦。 UKはディアーロン・フォックス、マリック・モンク、バム・アデバヨとフレッシュマン主体のチーム。 レギュラーシーズン序盤に行われた同カードでは97-92のハイスコアリングゲームの末にUCLAが勝利していました。 この試合ではUKのフレッシュマンガード、ディアーロン・フォックスが躍動。 ドライブでUCLAディフェンスを切り裂き、39得点を記録。 同じくUKのフレッシュマンウイング、マリック・モンクも21得点を記録し、UCLAディフェンスを粉砕しました。 一方のUCLAはUKの激しいディフェンスを攻略できず。 FG成功率こそ52.7%と高い数字を記録しましたが、TOがUKの6本に対して13本とミスも目立ち、勢いに乗ることは出来ませんでした。 シーズン平均90得点を超えるUCLAを抑え込んだUKが86-75で勝利し、ELITE8進出を果たしました。 UCLAのロンゾ・ボールは試合後にNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明したと伝えられています。

ドラフト1位指名候補のマーケル・フルツがアーリーエントリーを表明。

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2017年のNBAドラフトで1位指名の有力候補となっているワシントン大のポイントガード、マーケル・フルツ。 大学1年目にして平均23.2得点5.7リバウンド5.9アシスト1.6スティール1.2ブロックと驚異のスタッツを叩き出す活躍を見せました。 フルツの孤軍奮闘も虚しくワシントン大は9勝22敗と大きく負け越し。 シーズン終盤の8試合の内6試合を膝の故障で欠場。 フルツを欠いたワシントン大はカンファレンストーナメントの初戦でUSCに敗戦し、あっさりとシーズン終了。 ヘッドコーチのロレンゾ・ロマーは成績不振により、ヘッドコーチを解雇されました。 シーズン終了後のアーリーエントリーが確実視されたフルツは予想通りアーリーエントリーを表明。 フルツの大学バスケのキャリアは1年で終わることとなりそうです。

NCAAトーナメント開幕。八村塁が日本人史上初のNCAAトーナメント進出を果たす。

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現地3月14日に2017年のNCAAトーナメントが開幕。 レギュラーシーズンで好成績を残した68チームにより、今年の大学バスケNO1を決める争いが繰り広げられます。 アメリカ国内での注目度はNBA以上に高く、その熱狂ぶりは"March Madness(3月の狂乱)"と呼ばれるほど。 友人間でもトーナメントの勝ち上がりを予想する賭けがよく行われます。 日本人選手八村塁の所属するゴンザガ大もレギュラーシーズンを1敗で乗り切り、カンファレンストーナメントも優勝。 トーナメント全4地区の内西地区の第1シードを獲得。 ゴンザガ大は初戦では第16シードのサウスダコタ州立大と対戦し66-46で勝利。 八村も試合終了間際にコートに立ち、日本人初のNCAAトーナメント出場を達成した。 ゴンザガ大は次戦で第8シードのノースウェスタン大と対戦します。

ワシントン大がヘッドコーチを解雇。マイケル・ポーターJrの進学先は白紙に。

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2002年から15年に渡りワシントン大のヘッドコーチを務めてきたロレンゾ・ロマーが今シーズンを持って解雇されました。 ロマーは15年のワシントン大でのキャリアの中で298勝195敗の成績を記録。 ネイト・ロビンソン、ブランドン・ロイ、アイザイア・トーマス等多数のNBA選手を育て上げ、6度のNCAAトーナメント出場を達成。 昨年はマーキス・クリスとデジョンテ・マレーの2人がドラフト1巡目でNBA入り。 今季もドラフト上位指名候補のマーケル・フルツを擁しながらシーズン成績は9勝22敗と低迷。 優秀な選手を獲得しながら、6年連続でNCAAトーナメント出場を逃したことを受け、解雇となりました。

デューク大進学予定のウェンデル・カーターJrがMorgan Wootten National Player of the Yearを受賞。

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アメリカの名門高校DeMatha Catholic High Schoolを長きに渡り始動したMorgan Woottenの名を冠した個人賞、Morgan Wootten National Player of the Yearをデューク大進学予定のフォワード、ウェンデル・カーターJrが受賞しました。 この賞はプレーのみならず、人格、学業にも優れる選手に贈られ、過去にはシェーン・バティエー、レブロン・ジェームス、ドワイト・ハワード等が受賞。 昨年は現UCLAのロンゾ・ボールが受賞しました。 先日のジョージア州大会決勝でもカーターは20得点17リバウンドの活躍で勝利に貢献。 所属校のPace Academyは昨年のクラス2A制覇に続き、今年はクラス3Aで州大会優勝。 2年連続で州大会王者に輝きました。